リスアニ!ライブ2019のセットリストはどれくらいSpotifyで補完可能なのか
気になって調べてみた。
ルール
- セットリストのタイトルなどはリスアニ!公式サイトに準じる
- アレンジ版は元の曲と別物とする
- 2019/01/28 現在でSpotifyに追加済みのものが対象
それではやってみましょう。
1日目(1/25)
LiSA
意外にも1曲のみ。ROCK-modeは通常のものは配信されているが、ベスト盤に収録されている18年のアレンジ版は未配信。それ以外にもLDP以降の各楽曲や、HI FIVE! が未配信だったりと、意外と抜けが多い。
🐧🔎
おりべさんのレーベルメイトである彼ら。全曲が配信されている。意外とソニーは懐が深いんだなあということがわかる。ライホはもちろんLiSAの楽曲として配信。
May'n
こうなると一曲だけ配信されているのはなぜなのだろうというお気持ちにさせられる。彼女が所属しているフライングドッグの社長が某アニソン配信サービスの首領なので、レーベルとしての方針というのもあるが、Spotifyには不寛容。
追記: 「Belief」はavexからリリースされた楽曲だそうで、一曲だけレーベルが違うので配信できるということになったのだろうと思います。なんでavexからなのかはわかりません。May'n部長は過去に同レーベル所属のWUGちゃんとコラボしたことがあり、その関連なのかなと思いますが。
2日目(1/26)
田所あずさ
力強い楽曲とは裏腹にエッジの効いたMCをかますころあず。ころあるきが来てくれたのは個人的にすごく嬉しかったけど、彼女が所属しているランティスもア○ュータの手先なので未配信。
やなぎなぎ
個人的にスパセルのボーカル時代のほうが印象的。「夜明けの光をあつめながら」だけが唯一、新アルバム「ナッテ」に収録されているが未配信。発売から配信までラグがある、というケースは多い。
レーベルという視点で見るとNBCユニバーサルもわりと配信に積極的で、fripSideや流田Pなど配信実績が多くある。
ラ ン テ ィ ス
ReoNa
三月のパンタシア
upcoming artists の3人。いずれもSME系列に所属していることもあり、配信率は高め。未配信の2曲はシングルが未発売のため、時が経てば○になるだろう。個人的にはReoNaの歌が自分の色がぱきっと出ていて好み。
水瀬いのり
何度かフェス系のライブで見ているのですが、改めて観てると強い曲が多い。
彼女の所属しているキングはアーティストによって配信傾向を大きく変えてきていて、いのすけやすみぺなどは網羅率が高く、おそらく配信によるリスナーが多いであろう若年層へのアプローチと思われる。逆にほっちゃんゆかりん林原さんなどはパッケージ購入が主なのか歯抜けが多く、奈々さんに至っては個人名義は配信実績がない。*1
TrySail
フェスのトリを務めるまでになった3人組はなかなかの配信率。azureは発売してまだ日が浅いため未配信。
彼女に限らずミューレ系列は3ヶ月くらいラグがあり、レーベルメイトの坂道系はリリースと同日に配信開始されているところを見ると、同じSMEでもグループ間やアーティストによって対応が違うというところも面白い。
2日目(1/27)
GARNiDELiA
男女二人組ということでTRUSTRICKとちょいちょいかぶってたのは内緒。REBEL FLAGは未発売なので配信はない。
アイドルマスター ミリオンライブ!ミリオンスターズ
ランティス定期
halca
MCはとにかくおどおどしてて可愛かったのですが歌になるとパリッとしていて、二面性をこれでもかと見せてくる子だった。この子もSME所属。ダイヤの原石をいくつ抱えれば気が済むんだろうか・・・あと女性アーティストばっかり。
鈴木みのり
フライングドッグなので未配信。楽曲の個性が強めで聴いていて楽しいセトリだったが、あまんちゅ!のEDを歌っていたことを完全に失念していて涙腺が崩壊した。
JUNNA
数々の難曲を乗りこなす歌唱力と引き込まれる歌声は18歳とはとても思えず、さすがという他ないが、残念ながらフライングドッグ。
CHiCO with HoneyWorks
Spotifyにはそのアーティストの楽曲の中でどの曲が最も再生されているかという「トップチャート」という欄があるが、そこに表示されていた6曲がそのままセトリとして披露された。完全ないいとこ取りセトリで楽しかった。
宮野真守
まもについてはベスト盤のみの配信。シングルやアルバム表題曲などは概ねフォローしている。
KOTOKO
メドレーという形とはいえ、まさか2019年になってさくらんぼキッスを聴くことになろうとは思わなかった。エロゲソングやライブ会場限定などといったピーキーなものを除けば大抵は収録されている。
ということで、半分ちょいがSpotifyで復習できるよ、という結果になった。これが他のアニソンフェスだともっと割合は低いと思う。
アニソンに限らず、こういったサブスク配信についてはレーベルごとに立場がはっきりしているので自分の推しの所属先によってどういうスタイルで曲を聴けばいいのかがはっきりするのはまあいいのかなあという感想。
もちろん好きな曲だけ聴いて生きていくのも楽しいけど、星の数ほどの楽曲群に手のひらの中で触れられる、試すことができるというのもサブスクの魅力なんだなあと改めて気づくことができた2018年だった。
去年は同時にポルノグラフィティやミスチルやユーミンなど著名アーティストの配信開始があり、サブスクサービスにとってソフト面でエポックな1年だったと思うので、今年来年と勢力図がどう変質するかというのは注目していこうと思う。