本来的にはこんなところに書くことではないし、どうでもいいことなのだが、何かに書き残しておかないと決意が揺らいだり忘れたりしそうなので、書く。
ニコニコ動画のプレミアム会員を解約することにした
思えば、プレミアム会員になって5年以上経つのではないでしょうか。当時の弊宅のインターネット回線は、時代遅れ甚だしいADSLで、今はなき友人マリオを1パート見るのに30分以上読み込みを待たなければならず、餌が降りてくるのを待つ家畜のような感じでした。
しかしそれでも待つのはそれほど苦ではなくて、それが何故かと考えたときに"面白いとわかっていたから"、"他の動画サイトでは見ることができないから"、だったなと思います。*1
プレミアム会員は革命だと思いました。見たい動画が何にも邪魔されずサクサクと見れるようになる。ニコ生もあとから見たい時に見たいものを見れるようになったし、ついでにインターネット回線も光ファイバーになった。すなわち自分にとってストレスフリーの世界であり、ぼくはいち視聴者としてこの世界を謳歌していました。
悲しいことに、5年たった今、その前提は崩れつつあります。前提にあった「見たい動画」がめっきりと減ってしまい、若い人のものだったニコニコ動画はより若い人の物になっているなあと感じるようになりました。コンテンツが発掘されれば急激なスピードで消費され、目を離していたすきに流行は移り変わる。
最近10周年を迎えた初音ミクにしても、「してやんよ」や「メルト」の頃はいろいろ聞いてたけど、もう古典だからね。最近の曲わからないし。
↑自分が聴いた初音ミク楽曲の中で一番好きな曲です。これももう10年・・・
好んで見ていたうp主も何人かいましたが、投稿をやめたり(自分の目から見て)面白くなくなったり。
アニメが配信されるようになってからは「テレビ録画する手間が省けた」と喜々として見ていましたが、今期に関してはごっそり無料配信が減りましたし、野球配信もスポナビがあればいいし。
つまりはニコ動が悪くなったのではなく、自分の物差しに合わなくなったというだけなんだと思います。プレミアム会員としてお金を払い続けるのもそろそろ潮時なのかなと。一旦そうなってしまったコンテンツに対して、月々500円払える余裕は、悲しいかな現代日本には存在しないのです。
浮いたお金を何に使うか
逃げ道をなくすために、月々500円、年間6000円の資金猶予を何に使うか、その場で考えることにした。
そして、申し込みました。
6000(500*12) - 9800 = -3800
赤字。
ただ、今までの自分に一番足りていなかったのは、「自分に投資する姿勢」というところだなと思ったので、その第一歩として、思い切った買い物だけど後悔はそれほどしていないです。
*2
月額課金って、なあなあで支払いがちで、気をつけないと見直しの機会もないし、環境を変えるのはけっこう勇気のいることだけど、
でもそれは変化する自分の状況からも目を背けることになるので、そこにちゃんと光を当てて、"今自分に必要な課金は何か"を考えるのって大事だなと思いました。おわり。