猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

サーモンランNW所感

これはなに

Splatoon3が発売して1ヶ月がたったということは、サーモンランNWが遊べるようになって1ヶ月が経ったということです。(小泉構文)
ある程度2も3もサーモンランを遊んできたわたしが適当に印象を書いてみようというものです。

ちなみに書いている2022/10/09現在でわたしの最高レートはでんせつ420です。カンストきっついわ。

 

2からの変更点

一般シャケがつよい

ふつうのシャケの殺意が5割増ぐらいになっている印象です。2ならシャケやコジャケに囲まれていても立ち回れてたところが普通にポロッとやられてしまいます。ボールドなどの単射程でDPSが高いブキでも、強引に突っ込んだりする行動は普通に大きなリスクですね。射程を意識した立ち回りや、移動する際のルート選択などが大事になってきます。ということは壁塗りの重要性がかなり上がったということです。

 

ドスコイのノックバックが強い

これ明確な根拠はないけど、個人的な手触りとしては明らかに2より凶悪になってる気がしたので入れました。
今作のドスコイの攻撃は攻撃によってかなり弾かれるようになり、海面を背にしているとふっとばされて水没死などということはざらにあり、ひどいときはヘビやテッパンなどにぶつけられてピタゴラスイッチのようにお陀仏となることも。火力も変わらず高いのでドスコイの数が生存リスクに直結します。DPSの高いブキでこまめに間引きしていきたいです。

 

水没のデスカウント猶予がなくなった

2では水没するとそこからデス判定されるまでに数秒の猶予がありました。これがかなり大きくて、ノルマ達成・残りカウントが5秒程度という状況のときに、どんなに盤面が最悪でも全滅を回避できるのでいざというときに有用なテクニックでした。
3ではこの猶予がほぼない(コンマ何秒かはある気がしなくもない)のでこのテクニックは使えません。なんとか安全なところに逃げる必要があります。

 

オオモノ

あらたにダイバー・ハシラ・テッキュウ・ナベブタの4種類が追加されました。

  • ハシラ: ブキによる処理しやすさが大きく変わるオオモノ。役割分担が重要。設置される位置によって処理の優先度は変わりますが、満潮では生かしてはいけません。早めにケアしないとあっという間に地面を塗られて破綻することになります。
  • ダイバー: 塗りが得意だが火力のないプロモデラーのようなブキに活路が見えたかと思いましたが、意外と判定はゆるいのでそうでもありませんでした。対処は楽ですが、放置してると延々一定の範囲を奪われ続けるので厄介ではあるオオモノ。
  • テッキュウ: 早速界隈では忌み嫌われていますが、個人的には少数なら躍起になって処理しに行くほどではないかなという感じです。塗られるわけではないのがまだ救い。立て続けに3体4体と湧くことがあるのでそのときはケアしないとなというところと、みんながテッキュウに殺到し、それ以外の地点がおざなりになりやすいのが難しいところ。
  • ナベブタ: 事故死率No.1オオモノ。巻き込み・巻き込まれを防ぐため、処理するときは他の味方の動きをよく見たほうがいいです。意外と本体が硬い。
  • それ以外: 全員2から続投。カタパットくん、タワーくん、永遠に許されません。

ステージ(主に新ステージ)

アラマキ砦

中央の大きな高台が印象的なステージ。ステージ全体を俯瞰的に見れる場所があるというのは進める上でかなり大きい気がします。立体感があり細かい段差も多いので壁塗りが大事なステージという印象です。
ステージ端のいわゆる海岸のようなポジションまでは高台の両脇から進むことになるが意外と狭いので事故に注意が必要。
干潮時の地形はステージ端との経路が多いのでかなり楽です。

ムニ・エール海洋発電所

個人的に一番好きなステージです。ここもステージ端に抜ける通路が総じて狭いため、道中のクリアリングが重要。上から飛び込むのも勿論アリだと思いますが、帰りは外から上がれないので注意。

こちらも干潮時はステージ端との行き来がしやすく、機動的な処理がしやすい地形です。

 

シェケナダム

唯一2から続投です。相対的に難易度が上がった感があるステージ。特に満潮時。しんどい。

 

 

新ブキ

トライストリンガーはTier1とまでは言えませんがかなり優秀です。ノンチャージ時の塗りからフルチャージ時はドスコイバクダン確1とダメージも取れます。さらに射程も長くインク消費も少ないときた。やれることは多く、チャージャーの代替としてかなり広範囲に役割を背負えるブキです。ただし雑魚シャケ処理は苦手。

LACT-450は↑と比べると塗れるけど火力に乏しい、射程は短いとだめな進化の仕方ですね。壁塗りもそんなに得意じゃないので役割は狭い印象。チャージキープを活用したいところ。

ワイパー

※正直もっと触ってみて評価を決めたい感じです。

ドライブワイパーはインクの刃による遠隔攻撃は意外と射程が長い反面塗りに乏しく、ため斬りによる直接攻撃はダメージは大きいですが、連射できない・硬直がそこそこ長いなどにより近づくことによる反撃を食らうリスクもあります。そこまで触ってないですが器用貧乏感が否めず、立ち回りにかなりコツがいるブキだなあという印象です。

一方ジムワイパーは重めであるがゆえにワイパーの特質が強めの方向に出ている感じです。ただ遠隔でも十分な火力や塗りが出せるようになったので、局面がきついときは敵とうまく距離を取りながら遠隔攻撃を投げまくって落ち着かせるということができ、立ち回りはむしろ楽かも。

クマブキ(クマ弓)

インク消費量の高さは相変わらずですが、それに加えて射撃の方角が不均一というなんともクセ強めなクマブキらしさが存分に出ていました。
フルチャ全弾当てで1350という驚異の火力の高さと射程の長さを活かして積極的にオオモノやドスコイを処理したいところ。

オカシラシャケ

今作から登場したラスボス的なあれ。クリアすると一定確率でEXTRA WAVEとなって討伐イベントが発生します。現状はヨコヅナだけですが今後増えそう。
オオモノも同時に登場し、倒すと落とすキンイクラをキャノンとして投げつけることが可能です。キンイクラキャノンはオカシラに当てるのも良いですが局面次第では別のオオモノに当てることで手早く倒しつつキャノンの原資であるキンイクラを量産することもできます。個人的に相性がいいなと思うのはカタパット・コウモリ・バクダン(狙うのむずい)あたりです。

 

スペシャ

  • ナイスダマ: 広範囲を制圧できて火力・塗りともに高い優秀なSPです。ヘビに狙われているとシールドを食い破られダウンしてしまうので注意。
  • カニタンク: 大砲はタワーやカタパットの処理、連射砲は雑魚シャケやドスコイの処理などに向いている気がします。局面に応じてどちらで行くか決めましょう。どちらにしても倒すことに特化している感じのSP。
  • ホップソナー: 雑魚シャケの処理や味方の救出にかなり特化しているSP。地味に強いです。攻め込まれてるなと感じたらとりあえず置き得ですね。オオモノの攻撃で普通に壊れる点には注意が必要です。
  • ジェットパック: 2から続投ですが普通に強いです。ステージ端のオオモノを処理したり、味方を助けたり、範囲攻撃で雑魚シャケを蹴散らしたり。
  • トリプルトルネード: こちらも遠隔地に高火力の球を投げられるので非常に強いのですが、相手にうまく当てないと普通にすり抜けたりするので落ち着いて狙いを定めるのが大事になってきます。逆に言うと「狙いを定める余裕があるうちに早めに使いましょうね」ってことです。
  • メガホンレーザー5.1ch: タワーやカタパット処理に特化しているSP。発動したら一度画面でエイムを合わせないと狙ってくれないのでここは確認しておいたほうがいいでしょう。対象を撃破すると勝手にレーザーが動くのも注意。また浮き輪の味方にはエイムが合ってくれないので救出には不向きです。
  • サメライド: 広範囲の爆発と移動中の無敵時間で雑魚シャケ・ドスコイ・オオモノを気持ちよく一掃できます。ただし、止まった瞬間に無敵時間が切れる点と、移動前が無敵にならない点は注意。こちらも気持ち早めに使ったほうが効果的です。

心がけたいこと

全部自分へのブーメランです。

遠くのキンイクラに執着しない

ノルマ未達成は避けるべきですが、それを過剰に意識するあまり遠方のキンイクラを無理やり取りに行こうとするのは2以上に悪手になってしまいます。ステージ端でやられてしまうと味方のフォローもしにくくなります*1
まずはクリアを意識すること。キンイクラはたくさんとれますので、ノルマと生存リスクを天秤にかけた行動が重要です。
そこから少しでも良いスコアを出すためには、という考えになると、オオモノを的確にコンテナ近くまで寄せたり、タマヒロイに運搬してもらうなどの判断が必要になってくるわけですが。

テッキュウ(とそのキンイクラ)に執着しない

界隈でも物議を醸しているテッキュウの厄介さですが、こいつはタワーと同様に決まってステージ端に湧くのがまた厄介で、そのため過剰に執着して倒すのが100%良いか悪いかというのは難しいところだと思うのです。
テッキュウが湧いたとき、早く処理しようと複数人でテッキュウ近くに群がり、処理している間に後ろから雑魚シャケに倒されて壊滅という光景を何度も見ました。
↑にも書きましたがコンテナから離れれば離れるほど何かあったときのチームへの負担が上がります。やられるまえに切り上げて帰ってきましょう。キンイクラなんて1個でも持ち帰れたら十分です。

ブキや編成の長所にあった立ち回り

2から言われていることですが、ローラーはコジャケ・シャケ処理が得意・チャージャーはバクダンやコウモリの処理が得意など、どういう動き方が貢献度が高いかというのは編成によって自ずと決まってきます。それによっては一部不利な動きをしなければならないときもありますが、基本的には他ブキと比較したときの塗り・DPS・射程・連射回数などいろいろなところから適切なムーブを見出していくことが重要です。

 

 

*1:間違えてはいけないのは、絶対ステージ端に行ってはいけないということじゃないよってことです。タワーやカタパットは最優先で倒したほうが良いですからね。ただ自分のいる周囲の安全には最大限気をつけましょうねという話。SPも積極的に使っていきたい