※今回キンプリの話はしません。
前回のあらすじ
土曜日の夜に調子に乗って飲みまくっていたら、
新宿から身動きがとれなくなってしまったりこい。
一夜を明かす場所をどこにするか調べていると、
偶然にも、今話題の映画「キンプリ」がもうすぐ上映だという。
更に、その直後「ガルパン」を続けて見れば、
ちょうどよく始発に乗って帰れることが判明するやいなや、
彼は意気揚々と新宿バルト9に向かう。
散々ネット上で話題になった「わけのわからないもの」を体感し、
予想以上の衝撃に感情と眠気を失ったまま、
5分後に上映開始が控えている、ガルパンのシアターへと向かうのだった。
ガルパンはほんとうに「いい」のか
ガルパンといえば、連想されるのはこの言葉じゃないでしょうか。
ガルパンはいいぞ
上映館数や回数こそ減っていると思いますが、11月から今まで続いていて、さらに音響に拘った上映や4DXの上映などもあり、お化けともいえるロングラン上映になっています。いまでも話題になっていますし、モデルになった大洗市のイベントには大勢のおじさん・おばさんが駆けつけるほどです。
そんなに方方で「ガルパンはいいぞ」と言われるような映画は、アニメの1話をちょろりとしか見たことのないぼくの心に果たして響くのか。
半ば、挑戦状を叩きつけるような気持ちで、スクリーンに足を運びました。
ちなみにガルパンの予備知識はといえば、ぼくが知ってるのはこれくらいです。
- 女の子が戦車に乗るアニメ
- DreamRiserは名曲
- 大洗がにぎわってる
- 高橋美佳子のあんこう音頭
- 蝶野正洋
- 西住流がどうのこうの
見終わった感想
ガルパンはいいぞ。
水島監督は偉大。
感動したとか、泣いたとか、そういうのではなく、とにかく見終わった後の達成感が半端ではない映画でした。清々しい気持ちになりました。キンプリとはまた違う、青春マンガのような清々しさでした。
おそらく、今までのガルパンに登場したキャラクター総登場という、ある意味お祭りのようなテイストの映画だったと思うのですが、多分に失礼を承知で言うと、
エキシビジョン楽しかったね!→
大洗女子学園が廃校する!→
大学選抜チームに勝てば取り消してもいいよ!
というストーリーはある意味メインを引き立てるための添え物のようなもので、メインは最初のエキシビジョンマッチと、大洗女子学園(with黒森峰・グロリアーナ・アンツィオ・知波単などなど)vs大学選抜ではないでしょうか。そのストーリーの塩梅も小難しいことがなくてよかったです。ちなみにぼくは知波単学園の脳筋ぶりが気に入りました。
あとは音ですね。戦車の砲撃とか、爆破の時の重低音がすごかったです。耳をつんざくというより、お腹に来るタイプの衝撃音でした。東京のとある場所では極上爆音上映とかもやってるみたいで、自分はそっちはわからないのですが、特にそういうこだわりのない新宿バルトでもすごかったので、さぞ凄いのだろうなと思います。円盤で見ればいいやとか思ってたけど、これは映画館でしか味わえない経験ですね。できることならアニメ等を補完した上でまた観に行きたいと思いました。まだやってるかな・・・
オールナイトで映画を見るという経験は久しいものだったのですが、2本とも個性が服をきて歩いてるみたいな映画で面白かったです。深夜テンションだからでしょと思われるかもしれませんが、ぶっ通しにも関わらず寝落ちすることなく完走できたという事実がその証明になるんじゃないかなあ。どちらも今回の映画で初めて見たコンテンツなので事前情報がなかったというのが悔やまれるところです。