猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

映画の話

カメラが止まらない話

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note.mu

 

これが「セーフ」なのか「アウト」なのかは分かりません。何故なら元ネタになった舞台の方をぼくが観たわけではないからです。

原作者(と、あえて書くことにする)の和田さんが1回ご覧になったときは、おそらく今回の事実を知る前だったのだと思います。まあそれでパクリだとすぐ分からないぐらいならどうなんだ・・・という気持ちもなくはないですが、もし和田さんの主張が事実なのだとしたら、看過できない気持ちもわかるし、逆に単なるボタンの掛け違い程度だったであろうものが訴訟沙汰に膨れ上がってしまっているという点も含め、どう折り合いがつくのだろうというのは興味深いところです。

個人的には、一ミリも思ってもなかったことで驚いたというのはありますが、こうなる前に観にいったのは正解だったなあということだけです。作品はとてもおもしろかったですし、映画館の中だというのにゲラゲラ笑っていたあの時間は間違いなく作品を堪能していた、至福の時間であったと断言できます。それも含め、「この映画界の大ヒットに水をさすこと」なくこの問題を提起するのはいろいろな意味で無理でしょう。ただ作品の出来が変わるわけでもないので、今から観にいっても面白いだろうなとは思います。クソ面白くない助言をするとすれば本当にシャットアウトして観たほうが面白いと思いますよということです。

 

宝石強盗の話

個人的に2018年の映画で随一の楽しみだったオーシャンズ8をようやく観れました。監督もキャストも総入れ替えで今までの11,12,13の系譜をどう辿るのかというところを楽しみにしていたんですが、どちらかというと「踏襲すること」に重きを置いた作品だったと思います。それでいて今作はセレブリティに溢れ、非常にゴージャスで華麗です。過去のオーシャンズたちがひょっこり出てくるのも嬉しい。

そしてあのラスト。単に相手を出し抜いてハッピーエンド、と幕を下ろさない、祭りの後のような静かな余韻、素敵でした。もう一回観に行きたい映画でした。でもペンギン・ハイウェイも気になる。