猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

Twitterのアカウントを削除したこと

多分誰にも気づいてもらえないまま時間が堆積していくと思うのでここにこっそり書いておく。一応、ここ以外で本件について言及する気はない。

今日(2023/02/05)、自分のとあるTwitterアカウントを削除しまして、これはその記録です。自分が今回のTwitterアカウントを作ったのが2009年なので、使ってから13年以上になります。
自分の人生の1/3以上を伴走してきたアカウントだったので、多少なりとも思い出があるはずだったのですが、いざ決断して削除ボタンをポチッと押した途端、ツイートもフォロワーもフォローの記録もすべて消えうせてしまうというのは、分かっていてもなんともあっけないものであり、悲しさを感じさせる暇すらないものでした*1。一応ツイートや貼り付けたメディアなど、バックアップは取ったのでアルバムを読み返すかのごとく気が向いたときにでも眺めてみるつもりです。*2

やめた理由はいろいろあります。政治的RTなどの興味のない議論(のようなもの)の応酬がTLに流れてくるのがストレスだとか、多くのフォロワーさん(自分も含め)の興味関心が移って、ツイートの内容に共感しにくくなったとか、スパムや大して興味のないPRなどで浪費する自分が嫌になったりとか、Twitter上で深く仲良くしている人もそんなにいないし、消してもお互いに都合が悪いことがなかったりとか。
しかし決定打になったのは、イーロン・マスクがCEOに就任して以降の、運営の振る舞いに対する不信感です。ここ最近はともかく、Twitterを始めてから10数年ぐらいはサードパーティクライアントに大変お世話になってきた身なので、一方的に利用を止められたり、有償化されたり、さらに無辜のアカウントを凍結させたりという独断専行とも言えるやり方がただただ悲しく、自分の求めていたTwitterじゃなくなった、Twitterは自分の居場所じゃなくなったと思うようになりました。もちろん経営が健全とは言えない状態なのはニュースで何度も見聞きしているから、収益性を上げるための取り組みとして理解ができないわけじゃない。ただもうちょっとやり方を考えることはできなかったのかと、そう言いたい。言わないけど。

ただ、全くTwitterとの接点がなくなるわけではなくて、一応今回削除したものとは別に行き場のない気持ちを吐き出す用の裏垢アカウントを持っていて、そちらは精神安定剤代わりに変わらず使っていきつつ、限られた範囲で情報収集もできるように弄っています。こちらにはほぼフォロワーもいないので、Twitterで人と交流することはこれでほぼなくなったかなーという感じ。

今後はどこか別のプラットフォームに身を寄せることになります。10年以上SNSをやっていると、完全にSNS自体から脱却することが難しい身体になってしまっている現実もあるので。まあ、同じタイミングで始める人も多いだろうし、一人でもいいので同好の士が見つかると良いんですけど。楽しい場所があるといいな。

*1:厳密には30日間データが残っているためやろうと思えば復活はできるはずだが、今のところはその気はない

*2:まさかTwitter社からjsonでファイルを渡されるとは思いませんでしたが・・・