猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

ルノアールのタマゴサンド

だらっとしながら起きたら7時半だった。箱根駅伝が今日からだということを思い出し、まだ間に合う時間に起きれたのがなんやかんやで嬉しい。正月休みに普段どおりの生活リズムを保てるかどうかというのはできる大人の分水嶺の一つだと思っている。が、自分ができる大人だという自覚がないので深くは触れないでおく。

 

そのままダラダラと布団の中から箱根駅伝を見る。3区の相澤くんと伊藤くんの鍔迫り合いなど見どころがあったが最後は青山学院大が持っていった。強いな。2区の岸本くん、3区の鈴木くん、4区の吉田くんともう500点みたいな好走でつないでその貯金を保ちつつ逃げ切るという最高の形だった。というか往路新記録が5分以上縮まっているという時点でこれ以上ないエグさ。復路は大して見れないが、2分以内ならもう一波乱ありそうな気がする。というかあってほしい。箱根駅伝判官贔屓マンの私としては帝京や國學院あたりがかき回してくれると面白いのだがはてさて。

 

箱根駅伝を見届けて外出。新宿バルト9に寄ってチケットを発券しつつ、メガネを買いたかったのだがとてもモチベーションが低下していることに気づく。もう新しいメガネを買いたいと考え始めてから数ヶ月が経過している。メガネを買い替えるのは勇気と度胸と時間とやる気がいるのだ。今はその何者も存在しないことがわかったのでおとなしく映画開演まで時間つぶしになるところを探す。ちょうどルノアールがあったのでそこで時間を潰した。

 

ルノアールタブレットに保存した技術書を読み漁るぞーと思ったのだがあまりに実践的過ぎて実際にPCを叩きながらじゃないと身に入らない。という言い訳にして漫画や小説ばかり読む。ついでにたまごとチキンが入ったサンドイッチ。正月休みだからか店内は空いていてひと目を気にすることなく、またお店もバルト9に近かったので助かった。今後も同じようなことがあったら贔屓にするかもしれない。

 

見た映画。

www.baystars.co.jp

 

映画はとてもよかった。それぞれが筒香がいなくなることを覚悟した各選手たちの心の機微が伝わってきたような気がする。と同時に、来年から海外へ旅立つ男が築き上げてきたものはあまりにも大きいということも切々と思い知らされた。「穴を埋める」ということを考えるよりも「代わりに山を作る」ことを考えるほうがいいのではないか?と思うほどに。

このチームにこれだけチームのために頑張れる選手がいた事、そのスピリッツは継承されていくと信じている。結果を知っているだけに結末は見るのが少し辛かったが、今季はこの結末が少しでも良い方向に導いてくれることを祈る。