猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

転職しようと決めた日

2020年の末までに今の会社を離れ、転職しようという目標を立てた。自宅の浴槽の中で。

大層な目標でもないけれど、心に留めておくだけではきっと褪せてしまうから、残しておくことにした。明日からの仕事は、転職するための仕事になる。

 

理由はいろいろある。最たるものは、自分が今携わっている事業が蕎麦屋でいうところの薬味ぐらいの存在しかないことだ。大きくなみなみと盛られたそばの隅にちょこんと載せられた自分たちという鮮やかすぎる対比は、入社後過ぎていく時間とともに焦燥感となって自分の心をじりじりと焼いていった。

入社したての頃の自分からしたらとても効き目の強い薬味は、存分に得るものがあったから、それを漫然と吸収していた数年間だった。しかし、このままそれを続けていく訳にはいかない。このままでは終わる。社会人として生き延びることができなくなる。

対策は2択しかない。自分でも蕎麦打ちができる別の蕎麦屋の門を叩くか、薬味から挽回して蕎麦に並び立つぐらい大きく育てるかのどちらかだ。前者を達成するには人一倍の修行が必要になる。だからこその2020年末だ。後者を成し遂げるには今のルーチンワークを打破できるような妙案が必要で、せめて海老天ぐらいにはならんもんかとも思うが、今のままでは厳しい。

 

そもそも今の蕎麦屋がそう遠くないうちに暖簾を降ろすという可能性も否定できない。未来が見えないし、必ずしも順風満帆ではないからだ。同じように自分も人生設計をろくにしていなくて、異業種にうつる覚悟も度胸もやる気もないので多分一生蕎麦屋で働くことになるのだろうということと、暦が一周りする頃に何らかの方法で終われればそれでいいということしか考えていないけれど、少しでもそこに至るまでのレールをよりよいものにするために、脱出という意味での転職というのも動機としては充分だろう。いろいろなエントリのようにGAFAに進めるかどうかと言われるとかぶりをふるしかないのだが。