いいインターネットですね。
これを読むまで、福岡でこれほど大変なことになっているなんて思いもしなかったので、びっくりしました。ちなみに人生最大のピンチというと、大方のネット民*1はアレを漏らすことを思い浮かべるようで、あとから確かにそうだなとも思いましたが、まあ実際ファンがこの見出しを読んだらまず声の調子が著しく悪かったのかなと考えるのではないでしょうか。それは去年の年末に行われたRADIO CRAZYで同じことが起こったからです。
自分は行っていませんが、その日も稲葉さんの調子はとても悪かったようで、なんとか続けようとしていたのですが、予定よりも少ない曲数でライブが終わったと。その顛末は後日ファンクラブの会報に記載されることになります。当日朝から続けるか否か判断に迷うレベルで調子が悪かった、みたいなことが書いてあったと記憶しています。*2
毎号、会報の冒頭には数ページに及ぶメンバーへのインタビューが記載されます。前回のDINOSAURツアーの時は各公演ごとに振り返っていたので、おそらくPleasureツアーについてもそうなると思います。それがわかるのは来年になると思いますが、多寡はあれど今回のことについてもきちんと本人の口から話してくれると信じていますので、ファンとしてはそれを待ちたいと思います。
心配がないわけではありません。自分がファンになって以来、もちろん多少の斑はありましたが、公演に支障が出るレベルで声が出なくなる、というのは過去一度も聞いたことがありませんでした。それが去年、今年と立て続けに起きているという事実からどうしても目を背けることができないのです。
今回のことが稲葉さんが歳を重ねることによる身体の変化なのか、はたまたコンディションを整えるために行った何某かが裏目に出たのか。稲葉さんがそんな小市民の心配を軽々と飛び越えるようなストイックさ、プロ意識の持ち主であることをぼくは知っていますが、この先35周年、40周年、さらにその先を見せてくれると信じたいからこそ、なんとか身体に気をつけて、まずはこのPleasureツアーを完走してほしいと思います。無理なく、しかしB'zとしての矜持を存分に見せつけるライブを。ファンとしてそれだけを望んでいます。