猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

この記事に書いてあることは全部冗談だと思って読んでください。

【ホラー小説】「緊急事態条項が通ってしまった未来からの伝言」弁護士さんが書きながら震えた!「緊急事態条項」成立後の恐怖のシミュレーション!

これを読んで考えたことです。

 

「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書)

「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書)

 

 

 だいぶ前に読んだ本なんですけど、ざっくりと内容は今でも覚えています。
戦前戦後、ずっと日本は(多少の齟齬はあるにしても)全員が同じ方向を向いて進んでいた、それが一つの形として結実したのがいざなぎ景気であり、高度経済成長であったと。すべてが、とは言いませんが、日本は一つの方向を目指して進んでいたのです。
穿った見方をすれば、それは日本がまだ”貧しい”国だったという証左だったのかもしれませんが、その時期が過ぎ、経済的に”富める”国となった日本では、経済成長に伴う影響が出てきたり(環境問題とか労組とかが主でしょうかね)、バブルが弾けたりして、
「単に経済成長しているだけでいいのか?」ということを考え始める、多様な価値観が生まれるようになった。もしくは、ごくごくマイノリティーだった意見が、マジョリティーからの分離・合流によって顕現したのかもしれませんが、2~30年前の経済成長のやり方でどうにかなるという域を過ぎ始めていたというのは事実だと思います。

今は、一つのトピックでも、数はともあれ、賛成と反対が意見としてくっきり別れるし事が多いなあと感じることばかりです。原発問題でもそうだし、安保法案も、TPPも、消費税も、児ポ法案もそう。景気問題や社会福祉の問題も紛糾しています。
こと国政に関して言えば、実権を握っているのが自民で、民主、公明、維新、ほか諸々という感じじゃないでしょうか。
分裂するのがいいとか、そういうことを言いたいわけではありませんが、今の日本が抱えている問題に対して政党数は寡占状態で、どこが政権を取ろうと、有権者全員が恩恵に授かることのできる状態ではない*1、民主主義にあるべきでない残酷な言い方をするなら、特定の層は涙を飲まなければいけないと。「ビミョーどころじゃねえ!」という未来のような気がしますが。

もういっそ、戦国時代に逆戻りして、藩とかにして、地方分権にしたらいいんじゃないかな?とか、思ったりします。
どれが有効な政策かなんてやらせてみるまでわからないし、仮に逆効果な施策を行っていった藩はそのうち勢力を失い、隣藩に吸収される。その淘汰を繰り返して結局最も効果的な施策を打ち出したところが生き残って日本統一!みたいな。それなんて信○の野望?

無理だと思うけど。

*1:というかそもそもそんなことはありえないのですが・・・