猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

頭の悪いイベントレポ 2/21(と、微妙に2/7)のはなし

僕がひっそりと応援している声優さんに、茅原実里さん(みのりん)という方がいます。

chiharaminori.net

 

涼宮ハルヒの憂鬱長門有希役でブレイクして以降、数々の役を演じられ、
また歌手としても、アルバムをこれまでに5枚リリースしており、さらに4月には6枚目のアルバムリリースも控えています。
そんな彼女のFC、「m-smile」の会員限定イベント、「M-SMILE MEMBER EVENT VOL.3 ~MINORINPIC~」の東京公演(夜)に参加してきました。
この公演がイベントそのもののフィナーレでもあったので、緘口令が敷かれていた2/7の大阪公演のこともちらりと書きたいと思います。覚えている限りで。

 

茅原実里オフィシャルファンクラブ『M-Smile』

 

 

開演前の会場には過去のみのりん楽曲のPVが流れます。注意事項アナウンスの時だけFOし、五輪マークの黒い輪だけ今回のイベントロゴに差し替えられたオリジナルロゴが映しだされます。これIOCに怒られるやつでは・・・?
やがて、ロッキーのテーマが流れ、ジャージ姿のマネージャー、瀬野さんが入場。東京ではシャドーボクシングをしながら「ロッキー瀬野です」とまで名乗り、イベント最後にして新キャラを開拓するファンサービスに飢えた素晴らしいマネージャーさんです。

その後みのりんが登場し、本イベントの趣旨説明が笑いを交えつつ行われます。
かねてからファンを懸念させていた「健康診断」について、昨年にようやく受診しに行ったみのりん
本人は「風邪を引きたくても引けないし健康だ」と自信を覗かせていましたが、果たして結果はまさかのC判定。
コレステロール値が基準値を超えており、その原因が彼女の中でブームとなっていたハンバーグの摂取過多にあるのではという話になり、今回のイベントのグッズ、ハンバーグキーホルダーの話をちらりと挟みながら、「みのりんコレステロール値を下げつつファンと一体感のあるイベントをしよう」というもっともらしい論が展開されていきます。
イベントのコンセプトが決まったあと、ロゴが作成されたそうなのですが、その第一稿を見て度肝を抜かれたという瀬野さん。昨年お茶の間を賑わせた、例のエンブレム*1のパロディが送られてきたそうです。これは見た瞬間に爆笑でした。使えるわけもないので修正してもらったものを採用したとのこと。東京ではデザイナーさんが旧知の仲であることもちらりと触れられていました。信頼関係のうえでの悪ふざけですね。
その後、ファンと一緒に準備運動としてラジオ体操が流れます。新手の宗教活動か何かなのかと思うほど自然にラジオ体操をこなす客席のファン。「これ意味あるのかな?」とぼやいたり、ラジオ体操のメロディーを突如口ずさみだすみのりんノリノリである
東京では2階席だったのですが、1階席のファンが一斉に両腕を真上に上げるところとかはそこそこ壮観でした。Zeppでラジオ体操なんて多分人生で2度とない経験になるでしょう。ちなみに大阪では関西弁バージョンのラジオ体操が流れていました。

そして、今回のFCイベントのゲスト兼デモンストレーター、白石稔さんが登場。みのりん現場で謎の人気です。今回はファン代表(M-smileメンバーズ)がチケットの半券に書かれた会員番号を読み上げる、という形で選ばれ、vsみのりんという形式で競技を実際にステージ場で行い、多くの種目で勝ったほうが優勝という形式に。大阪はすいすい決まっていったのに対し、東京夜は比較的辞退者も多かったですね。
ここは会場で微妙に種目が違っていました。

<大阪>

  • 遠投→M-smileメンバーがPA卓奥まで飛ばす大遠投
  • ウォールクラッシュ→みのりんが身軽さを見せつけ勝利
  • 空気早入れ→M-smileメンバーが効率よく空気を送り込みみのりんの風船を割る
  • 借り物競争→みのりん速攻でゴール。全体的に前の方に固まっていてあっという間でした

2勝2敗となり、「この事態を想定していなかった」という瀬野さん。舞台袖にあった玉入れかごを用いて急遽玉入れが実施されます。
みのりん・白石さんペア vs M-smileメンバー2名による対抗戦は大差でM-smileメンバーの勝利。白石さんがカウント中に何度も玉を戻すなどズルをしていましたが、それすら寄せ付けずの圧勝でした。
総合優勝はM-smileメンバーに。

 

<東京夜>

  • 遠投→みのりんがワンバウンドで2階まで飛ばす強肩ぶりを見せつける
  • ウォールクラッシュ→M-smileメンバーの失敗(芸?)ジャンプを横目にみのりん勝利。最高ラインまで届く大ジャンプでした。失敗したメンバーを気遣う天使ぶりも発揮
  • 連打マン→人形に連打しカウントを競う。M-smileメンバーが312という驚異的記録を叩きだして勝利
  • 借り物競争→一緒に参加していた白石さんが速攻で1位フィニッシュも、またしても瀬野さんの「考えていなかった」発言。その場の面白さを追求した結果白石さんは除外され、2位のM-smileメンバーが勝利という扱いに。
    みのりんは同じ身長の人(158cm)が見つからず、2階席まで登って探しに来てくれました。目の前までみのりんが来てテンションが上がってしまったのは内緒。
  • いつの間にか正式種目に格上げされていた玉入れ→玉が入らなさすぎて、白石さんが軽くトラウマになるほどだったそうですが、今回はみのりんサイドが勝利。
    2人も頑張って玉を投げていましたが、加勢していた瀬野さんが高い身長を活かして一番玉を入れていたのをぼくは見逃しませんでした。
    こちらは総合優勝はみのりんとなりました。

一通り競技が終わったところで、ファンお待ちかねのライブコーナーへと突入します。

 

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今回のイベントではどちらも、4月発売の新アルバムからの楽曲が披露され、1曲目はリード曲である「Love Blossom」でした。

 

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2曲目は会場によって異なる曲が歌われ、

  • 大阪→春風千里
  • 東京夜→Dancin'世界がこわれても

でした。

楽曲の感想はアルバムが出てから改めてしようと思っているのですが、「人が恋から愛に変わる瞬間」というのを様々な側面からバリエーション豊かなタッチのメロディーで表現しているんだなというのがわかり、個人的にはparadeにちょっと近いテイストなのかなーという感想でした。発売を楽しみに待ちたいと思います。

イベントの最後にはお渡し会があり、特製金メダルチョコがイベント参加者全員に直接振る舞われました。近くで見るとわかるのですがみのりんは本当に小柄で、どこからそんなパワーが・・・と思ってしまうほどなのですが、笑顔はキラキラしていて、瞳はこちらが思わず目をそらしてしまいそうなほどまっすぐで、そして天使。同時に気の利いた事もいえない自分が辛い。

イベントのエンディングでも白石さんがおっしゃっていましたが、こんなある意味異質のイベントが成り立つのもファンの人徳のなせる技であり、そんなファンを集めたのは他でもないみのりんの人柄だと。本当にその通りだなと思います。日々嫌なこともあるであろうに、常にステージの上では笑顔を絶やさず、歌で元気と笑顔を届けようというその信念に惹かれてぼくもファンになったわけです。
実際、高校時代にちょっとした瀬戸際に立っていた自分を救ってくれたのは、みのりんの曲でありライブだったので、こうして今も活動してくれ、元気な姿を見せてくれるというだけで感慨がひとしおです。それを改めて感じることができ、本当にいいイベントでした。