猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

記憶の引き出しを自在に

最近、定時20分ぐらい前に出社して好きなブログを巡回するのが癖になってしまっている。

Twitterとかと違うのは、ブログはいたるところにその人がにじみ出ているということ。文体・文章構成・タイトル・デザイン・画像の有りや無しや・・・アフィリエイトやバズらせることを目的にやっている人でも、然り。ブログというのは、広大なインターネットの世界にあってその人のために存在する空間みたいなもので、誰でも自由に作れて、カスタマイズできる。だから人が出るのだろう、と思っている。

そうして巡回しているうちに、生駒里奈さんの卒業コンサートの感想がしたためられたブログを見つけた。自分は諸事情あって行けなかったので、ファン目線から書かれた記事というのはとてもありがたかった。

ふと、とあるブログのことを思い出した。

東京ドームのライブが行われたあとすぐぐらいに出会ったブログで、そのブログ主も乃木坂のファン、とりわけ、そのライブで卒業した伊藤万理華さんのファンだった。と記憶している。そして彼女が卒業した後も乃木坂のファンを続けていく、というようなことも書いてあったと。

曖昧な表現になっているのは、そのブログがなんて名前で、どこにあるのか、思い出せないままでいるからだ。ブックマークするのを失念していたため、手掛かりが何もない。

数ヶ月前に見てそれきりだったから、脳はそこまで重要じゃないだろうなと判断したのかもしれない。まあでも、重要であろうがなかろうが、数ヶ月前に見てそれきりだったら忘れているような気もする。ただ、思い出せないままであるという事実が頭の片隅に引っかかり続けているというのは気持ち悪いし、多分このこともいずれは忘却の彼方へ消えてしまうのかと思うと若干の恐怖がある。

 

・・・仕事しよ。

 
 
 

スマホを買うタイミングを間違えた話

k-tai.watch.impress.co.jp

 

なんかこれだけ見ると、ミドル以上のスペックを素地にAIでユーザ好みに肉付けしていくというスタイルは今後他社も追随していくポイントなのかなーとぼんやり思っておりました。バッテリーの充電とかはXperia先行者としてやっていましたが、正直まあ精度的に荒かった部分もあり、そのへんがASUSの手でどう一機能として仕上がっているのかが楽しみです。

まあ後は値段よね。個人的にはスナドラ845を積んでいる5Zが大本命なのですが、まさか7万以内で売られることになるとは思いませんでした。ハイエンドチップセットだともう少し高くなりそうですが、それでも1月に勢い余って買ってしまったZenfone ARの10万という値段よりはリーズナブルになりそうで期待大です。半年足らずでメイン端末が交代することになりそうという悲劇に見舞われましたが、楽しみなことには変わりませんので期待して夏を待ちたいと思います。

 

あと個人的な見解ですが、今後スマホのドラスティックなスペックアップ、ブレイクスルーは落ち着くのではないかと勝手に思っています。といっても5Gが控えているので、そのタイミングでまた加速するとは思いますが、少なくともスマートフォンで体験できうる範囲において、ARやVR、4Kなどのコンテンツサイズの肥大化の加速度が落ちるのではないか、という理由からです。これらはイノベーター理論的に言うとアーリーマジョリティとかに移行しつつあるところだと思っていて、ある程度コンテンツとして成熟しつつあり、もう1年、2年ぐらいかけて広く普及していくフェーズなのかなと思っています。まあ目論見は外れると思いますが・・・

一方で進んでいるであろうスペック・値段の2極化という側面。スマートフォンにスペックを求めない人もたくさんいるでしょう。SNS見たりネット見たり、たまにYouTubeやツムツムやるぐらいの人とか。ただあくまで自分の観測上において、そういう方々は「スマートフォンで何ができるか」を知らない方も多くいて、結構もどかしいやらなんやらでうーんって感じです。その時点で情報の2極化でもあるので。

如月小噺

2018年ももう2月中盤にさしかかっています。毎年のことですがこの時期は3月4月に入ってあたたかくなるまでの繋ぎの時期のようなもので、節分もバレンタインも豆食べられない、チョコ食べられないのないないづくしで縁がなく、まあ雪解けを待つ冬眠中のクマのような心境です。とはいえ3月になったら待ち受けるのは6月まで続く花粉地獄であり、これから待ち受けるのが確定している苦行に備えなければならないのは鬱。

北陸では大雪で、親戚が住んでいる地域もかなり積もっているようで心配です。10センチそこらでも関東地方は大混乱だったのに、1m2mも積もろうものなら・・・という恐怖が有ります。幸い親戚宅は無事なようですが物流諸々生活に支障があって困っているとのことで、なんとかならんかなあと思っています。

 

最近深川麻衣さんがかわいい

 数年来、ぼくの中での女優ソート序列の最上位にいたのは土屋太鳳ちゃんでした(その前は小西真奈美さん)が、ついにその序列が崩れる音がしており、今は深川麻衣さんめっちゃかわいいな・・・と思っています。

以前のエントリでも述べたとおり、自分が乃木坂46にはまった頃には深川麻衣さんは既に卒業されていましたが、インターネット全盛の現代日本にあって、過去、乃木坂46時代の深川さんの活躍を見るのは平易なことです。勿論DVD買ったし、happyonも契約したから、許してくれ。頼む。

どこがいいのか?と聞かれると迷ってしまいますが、何気ない振る舞いや、狙ってやったわけではない部分でにじみ出る可愛さと言いますか、そういうところのほうがぶりぶりの女子よりもグッとくるという男子は少なからずいるわけで、自分もそうです。我ながら気持ちが悪い。あとは乃木坂時代の活動を見ていると本当にメンバー思いで、周囲を気遣い、周囲のために動く振る舞いの数々は、なるほど聖母とはかくありき、と思います。現メンバーで一番好きな高山一実ちゃんもタイプは違えどそういうところがある子なので、聖母フェチなのかもしれない。

 

www.pan-bus.com

この映画のプロモーションでしょうが、最近いろいろなテレビに出演していたり、

 

www.instagram.com

Instagramも更新頻度が増えていて、そのたびにたくさん情報が飛び込んでくるのは嬉しいです。

さらに地元にも舞台挨拶で来てくれるということで、これはもう、波がきてますね。多分こんな接点でもないと一生みないだろうなというような恋愛映画ではありますが、もうチケットを予約してしまったので、楽しみに待ちたいと思います。

 

小沢健二さんのライブに行けることになった

最初にオザケンの楽曲に出会ったのは約1年半ほど前で、その時手に取ったアルバムが「刹那」でした。

 

tower.jp

音楽をやっていたわけではないので、技巧的な評論は一切できないのですが、一度も聴いたことがない旋律があたかも昔から聴いていたように耳に馴染んですっと入ってくる体験は戦慄が走りました。旋律だけに。その後「LIFE」や「球体の奏でる音楽」を聴いてハマりました(「Electric」はもう少し時間がかかりそうです)。

ファンの方には申し訳ないですが、オザケンってすごく歌が上手いわけではないじゃないですか。小野正利とかと比べたら、そりゃね。フリッパーズ・ギター聴いてても、小山田圭吾の方が上手いと思うし。でも詞も曲も、彼にしか書けない目線の特異性があって、それでいて(いい意味で)ポップスとして普遍性があって、ちゃんと成立しているって、すげえなと思うんですよ。最上級の賛辞なんですけど、伝わらないね、おそらく。

20年近く活動を止めている中でもライブ活動をやっていることはなんとなく知っていましたが、昨年末にライブの報が出た時、こりゃ行くしかないなと思い、密かに楽しみにしていました。聴き始めたときには、もしかしたらもう表舞台には立たないかもしれないと思っていた人のライブがこれほど早く観に行けるとはまさか思わず、並々ならぬ情熱を持ってチケット争奪戦に備えていましたが、なんとか確保することが出来たので良かったです。生きる理由がまた1つ増えました。

(B'zを聴いたら死ぬ病罹患者を除く)全日本国民がLIVE-GYM Pleasure に行くべき3つの理由

TL;DR

予定とお財布に余裕があるんであれば是が非でも行くべき。

 

bz-vermillion.com

はじめに

最近は5年おきに開催されるのが通例となっていたLIVE-GYM Pleasureが今年も無事開催されることが告知され文字通り喜びに溢れています。日程を見ると地方は10000人前後のキャパシティですが大都市にいくとサカスタ祭りですね。2008,2013と千秋楽は日産スタジアムでしたが今年は味の素スタジアム、それも千秋楽イブは30周年の結成日となかなかのメモリアル具合になっています。個人的にはまた渚園でやってほしかったというところはわずかばかりありましたが、まあこればかりはしょうがないですね。

真偽はともかく、B'z関連のWikipedia記事はとても情報が充実していていろいろな情報はそちらを読んでいただくとして、自分から見て

  • LIVE-GYM Pleasureは何が良いのか

ということについて書きたいと思います。

 

(以下、LIVE-GYM Pleasureのことを「Pleasureライブ」と表記します。)

 

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2018年をかけて本棚から紙の漫画を抹消することをここに誓う

あっという間に2018年ですね。明けましたね。

年末年始はのんべんだらり、まったりと過ごしていましたが、先日B'zのLIVE-GYMに行って完全に2018年の目覚めを得ました。クソほど人多かったですけどね。楽しかった。

 

今年の目標

昨年は激烈な環境の移り変わりがあって、自分にとってはとても良い刺激になっているのですが、その一方、色々くじけたり凹んだりして良し悪しの波が激しい一年になり、心情的には忙しい2017年でした。

そんな中、昨年末に親戚が待望の第一子を出産したとのことで会いに行きました。赤ちゃんはその場にいるだけで周囲の人を笑顔にする。抱っこしたらめっちゃ泣かれましたけど。
その時に祖母が(あんたも昔はこうだったのよ云々と)色々語っていた思い出話や、赤ちゃんに将来を嘱望する親戚一族を見て、自分もこういうふうに将来を望まれていたのだな、と思って涙が出てきました。その涙は雨となり、精神的疲労によって砂漠のようにからっからになった心に降り注ぎました。アラサーへの階段を引き摺られるように登っていますが、今更自分に期待をかけて、夢を見て、目標を持ち、生きていってもいいのかもしれないと、許されたような気持ちになりました。

将来の夢について真剣に考えたことは今まで一度もありません。幼稚園の時は警察官、小学校の時は医者、中学校の時は政治家、高校の時は脚本家です。行き当たりばったりで考えてきたが故のことです。「大きくなったら何になりたいか」考え始める一年にしたいと思います。もう選択肢はかなり細っていますが。

 

本棚電子化プロジェクトを始動させる

そしてこちらがアクトとしての目標であり本題。

今弊宅の本棚は漫画や技術書、映像作品や音楽作品でいっぱいになりつつあります。これでももう所有する意味のないと感じたものについては順次断捨離してきたのですが、償却のペースと追加のペース、膨らむ需要のペースが合わず本棚はすぐに満杯になってしまいます。

そこで思い切って本棚にある紙媒体の書籍は順次電子化することにしました。具体的に言うと以下です。

  • 今後購入する書籍については相応の理由がない限り電子書籍とする。
  • 現在手元にある漫画は、今年中に全て断裁・PDF化して紙媒体とは別れを告げる。
  • 電子書籍を読むことを主目的としたタブレット端末を設える。

不可能ではないと思いますが、問題があるとすれば電子書籍という媒体で流通していない本・漫画がまだまだ多いんですよね。今本棚にあるものもそうですし。別に誰かに喧嘩売るとかそういう意図ではまったくないんですが、まあ電子書籍派なので、紙媒体オンリーを貫かれるともう買わなくていいかな・・・と食指が動かなくなります。頼むぜ出版業界。

 

庭からおさらばする

直近の目標。

2月で今の携帯回線の2年縛り契約が切れます。更新月というやつ。いい加減20GBのデータ容量のために月10k以上も払うのは馬鹿の極みなのでMNPで脱出するのは確定として、問題はどこにMNPするかというところです。MVNOはDMMを使っている限りだと恐ろしく遅いですよね。朝地下鉄乗ってるときとかTwitterもまともに見れないし。その辺が安さとトレードオフになっているのかもしれませんが。

もう一つの選択肢は、クラウドSIMを契約してメイン回線はそれを使い、MNP転入先はローコストのMVNOの最安プランにして電話だけできればいいやというものです。クラウドSIMについては勝間さんのブログがとても詳しいのでそちらを参考にしていただくとして、MNOの通信回線を使って通信できるというこれがもしMNOと遜色ないパフォーマンスを出せるとしたら文句なしで契約します。理想を言えば朝の地下鉄でも20Mbpsぐらいでて欲しい。まあ電子書籍のタブを持ち歩くようになったらいらなくなるのかもしれませんが・・・あとは闇雲にガジェットを増やしたくないというのもあります。

いずれにせよMNPで脱出するのは心に決めているので良い案件を見つけたいところです。気がかりなのはキャリア決済で支払いしているとあるサービスの代替決済手段が見つからないことです。PayPal使えるようにしようぜ。

指折りの「今年買ってよかったもの」が2017年の終末寸前のところで来た

きっかけ

以前、あまりにも弊宅の無線LANルーターから飛ばしている電波が強さ・速さともに心許ないレベルに達してしまったという記事を書いた。

 

hidamariman.hatenadiary.jp

相変わらずそのような状態は続いていて、プロバイダの乗り換えも真剣に考えた。ただ、今使っているauひかりも、1gbpsなので、元回線に非があるという言説は過言で、かくなる上はNURO光という選択肢しかなくなる(軽く調べた限りだと、2Gbpsを上回るスペックを持つプロバイダはNUROをおいて他にない)。しかし弊マンションはNUROエリア内であるもののまだ導入した実績がなく、導入までにはそれ相応の時間がかかる。具体的に言うと2~3ヶ月。なによりプロバイダ乗り換えコストについて家長たる父親からの決裁がおりなかった。実家に居住している以上、家長からのコンセンサスが得られることは絶対条件。かくしてプロバイダ乗り換え計画は頓挫した。

しかし、調査はある程度の進展を見た。まず、自分が主として居住空間としている部屋がルーター親機からあまりにも距離がありすぎ、また壁などの遮蔽物の存在も相まって、部屋の中に電波が到達する頃には性能がかなり減衰している可能性があることが分かった。要は元回線でも無線LAN親機のせいでもなく根は地理的な問題であったわけだ。そして弊宅の物件の構造上、自分の部屋だけが親機から遠く離れた場所にあるために、自分以外の家族から無線LANの性能劣化を体感している旨言質を得られず、そのために問題の本質に辿り着くのが遅れてしまったのは悔恨であった。

それでも、原因が詳らかになれば話は早い。要は親機と自分の部屋のあいだに、親機から発される電波を何らかの形で増幅させる機器があればよいということになる。それを2017年の現世ではなんというかというと、「無線LAN中継器」と言う。

んで、買った。

 

 

 

メーカーや型番に対する拘りはない。強いて言うなら親機がBUFFALOなので中継器も同じメーカーで揃えたほうが良いかな、というぐらいであった。あとはたまたま家電量販店で実製品のサイズや仕様を確認でき、弊宅に設置するイメージがクリアになったからというのもある。ただ性能はどれも大差ないであろうジャンルの製品なので、おすすめは?と聞かれたらBUFFALOかtp-linkを推すであろうなと思う。この辺は宗教的な理由が絡んでくる。

設置効果

結論から言って、なぜ今まで購入を躊躇っていたのかと後悔をおぼえるほどの効果が得られた。2Mbpsも出ない、旧世代のADSLが裸足で逃げ出すレベルだった部屋のネット環境は、上りも下りも常時50Mbpsが出るところまで到達し完全に人権を取り戻した。設置したところがたまたま5Ghz帯も良好に掴む範囲内であったという点も大きい。それによって中継器経由で自分の部屋にも5Ghz帯の電波が届くようになり、全く縁のなかった11ac規格に対応したこと、これも手伝ってこれだけの改善効果が得られた。これで普通に動画や画像を自分の部屋で見たり、1G超えの重たいソフトウェアをダウンロードすることにもさほどフラストレーションを感じなくなった。

ちなみにこの数字は有線接続しているPC上でスピード計測した結果にかなり近しい数値なので、これ以上の速度を求めるとなると必然的にプロバイダの乗り換えが必要になる。そのときにこそnuro光を推し進める好機であるので、来たるときに備えて家族に対しロビー活動を実施しようと模索中である。