猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

如月小噺

2018年ももう2月中盤にさしかかっています。毎年のことですがこの時期は3月4月に入ってあたたかくなるまでの繋ぎの時期のようなもので、節分もバレンタインも豆食べられない、チョコ食べられないのないないづくしで縁がなく、まあ雪解けを待つ冬眠中のクマのような心境です。とはいえ3月になったら待ち受けるのは6月まで続く花粉地獄であり、これから待ち受けるのが確定している苦行に備えなければならないのは鬱。

北陸では大雪で、親戚が住んでいる地域もかなり積もっているようで心配です。10センチそこらでも関東地方は大混乱だったのに、1m2mも積もろうものなら・・・という恐怖が有ります。幸い親戚宅は無事なようですが物流諸々生活に支障があって困っているとのことで、なんとかならんかなあと思っています。

 

最近深川麻衣さんがかわいい

 数年来、ぼくの中での女優ソート序列の最上位にいたのは土屋太鳳ちゃんでした(その前は小西真奈美さん)が、ついにその序列が崩れる音がしており、今は深川麻衣さんめっちゃかわいいな・・・と思っています。

以前のエントリでも述べたとおり、自分が乃木坂46にはまった頃には深川麻衣さんは既に卒業されていましたが、インターネット全盛の現代日本にあって、過去、乃木坂46時代の深川さんの活躍を見るのは平易なことです。勿論DVD買ったし、happyonも契約したから、許してくれ。頼む。

どこがいいのか?と聞かれると迷ってしまいますが、何気ない振る舞いや、狙ってやったわけではない部分でにじみ出る可愛さと言いますか、そういうところのほうがぶりぶりの女子よりもグッとくるという男子は少なからずいるわけで、自分もそうです。我ながら気持ちが悪い。あとは乃木坂時代の活動を見ていると本当にメンバー思いで、周囲を気遣い、周囲のために動く振る舞いの数々は、なるほど聖母とはかくありき、と思います。現メンバーで一番好きな高山一実ちゃんもタイプは違えどそういうところがある子なので、聖母フェチなのかもしれない。

 

www.pan-bus.com

この映画のプロモーションでしょうが、最近いろいろなテレビに出演していたり、

 

www.instagram.com

Instagramも更新頻度が増えていて、そのたびにたくさん情報が飛び込んでくるのは嬉しいです。

さらに地元にも舞台挨拶で来てくれるということで、これはもう、波がきてますね。多分こんな接点でもないと一生みないだろうなというような恋愛映画ではありますが、もうチケットを予約してしまったので、楽しみに待ちたいと思います。

 

小沢健二さんのライブに行けることになった

最初にオザケンの楽曲に出会ったのは約1年半ほど前で、その時手に取ったアルバムが「刹那」でした。

 

tower.jp

音楽をやっていたわけではないので、技巧的な評論は一切できないのですが、一度も聴いたことがない旋律があたかも昔から聴いていたように耳に馴染んですっと入ってくる体験は戦慄が走りました。旋律だけに。その後「LIFE」や「球体の奏でる音楽」を聴いてハマりました(「Electric」はもう少し時間がかかりそうです)。

ファンの方には申し訳ないですが、オザケンってすごく歌が上手いわけではないじゃないですか。小野正利とかと比べたら、そりゃね。フリッパーズ・ギター聴いてても、小山田圭吾の方が上手いと思うし。でも詞も曲も、彼にしか書けない目線の特異性があって、それでいて(いい意味で)ポップスとして普遍性があって、ちゃんと成立しているって、すげえなと思うんですよ。最上級の賛辞なんですけど、伝わらないね、おそらく。

20年近く活動を止めている中でもライブ活動をやっていることはなんとなく知っていましたが、昨年末にライブの報が出た時、こりゃ行くしかないなと思い、密かに楽しみにしていました。聴き始めたときには、もしかしたらもう表舞台には立たないかもしれないと思っていた人のライブがこれほど早く観に行けるとはまさか思わず、並々ならぬ情熱を持ってチケット争奪戦に備えていましたが、なんとか確保することが出来たので良かったです。生きる理由がまた1つ増えました。

(B'zを聴いたら死ぬ病罹患者を除く)全日本国民がLIVE-GYM Pleasure に行くべき3つの理由

TL;DR

予定とお財布に余裕があるんであれば是が非でも行くべき。

 

bz-vermillion.com

はじめに

最近は5年おきに開催されるのが通例となっていたLIVE-GYM Pleasureが今年も無事開催されることが告知され文字通り喜びに溢れています。日程を見ると地方は10000人前後のキャパシティですが大都市にいくとサカスタ祭りですね。2008,2013と千秋楽は日産スタジアムでしたが今年は味の素スタジアム、それも千秋楽イブは30周年の結成日となかなかのメモリアル具合になっています。個人的にはまた渚園でやってほしかったというところはわずかばかりありましたが、まあこればかりはしょうがないですね。

真偽はともかく、B'z関連のWikipedia記事はとても情報が充実していていろいろな情報はそちらを読んでいただくとして、自分から見て

  • LIVE-GYM Pleasureは何が良いのか

ということについて書きたいと思います。

 

(以下、LIVE-GYM Pleasureのことを「Pleasureライブ」と表記します。)

 

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2018年をかけて本棚から紙の漫画を抹消することをここに誓う

あっという間に2018年ですね。明けましたね。

年末年始はのんべんだらり、まったりと過ごしていましたが、先日B'zのLIVE-GYMに行って完全に2018年の目覚めを得ました。クソほど人多かったですけどね。楽しかった。

 

今年の目標

昨年は激烈な環境の移り変わりがあって、自分にとってはとても良い刺激になっているのですが、その一方、色々くじけたり凹んだりして良し悪しの波が激しい一年になり、心情的には忙しい2017年でした。

そんな中、昨年末に親戚が待望の第一子を出産したとのことで会いに行きました。赤ちゃんはその場にいるだけで周囲の人を笑顔にする。抱っこしたらめっちゃ泣かれましたけど。
その時に祖母が(あんたも昔はこうだったのよ云々と)色々語っていた思い出話や、赤ちゃんに将来を嘱望する親戚一族を見て、自分もこういうふうに将来を望まれていたのだな、と思って涙が出てきました。その涙は雨となり、精神的疲労によって砂漠のようにからっからになった心に降り注ぎました。アラサーへの階段を引き摺られるように登っていますが、今更自分に期待をかけて、夢を見て、目標を持ち、生きていってもいいのかもしれないと、許されたような気持ちになりました。

将来の夢について真剣に考えたことは今まで一度もありません。幼稚園の時は警察官、小学校の時は医者、中学校の時は政治家、高校の時は脚本家です。行き当たりばったりで考えてきたが故のことです。「大きくなったら何になりたいか」考え始める一年にしたいと思います。もう選択肢はかなり細っていますが。

 

本棚電子化プロジェクトを始動させる

そしてこちらがアクトとしての目標であり本題。

今弊宅の本棚は漫画や技術書、映像作品や音楽作品でいっぱいになりつつあります。これでももう所有する意味のないと感じたものについては順次断捨離してきたのですが、償却のペースと追加のペース、膨らむ需要のペースが合わず本棚はすぐに満杯になってしまいます。

そこで思い切って本棚にある紙媒体の書籍は順次電子化することにしました。具体的に言うと以下です。

  • 今後購入する書籍については相応の理由がない限り電子書籍とする。
  • 現在手元にある漫画は、今年中に全て断裁・PDF化して紙媒体とは別れを告げる。
  • 電子書籍を読むことを主目的としたタブレット端末を設える。

不可能ではないと思いますが、問題があるとすれば電子書籍という媒体で流通していない本・漫画がまだまだ多いんですよね。今本棚にあるものもそうですし。別に誰かに喧嘩売るとかそういう意図ではまったくないんですが、まあ電子書籍派なので、紙媒体オンリーを貫かれるともう買わなくていいかな・・・と食指が動かなくなります。頼むぜ出版業界。

 

庭からおさらばする

直近の目標。

2月で今の携帯回線の2年縛り契約が切れます。更新月というやつ。いい加減20GBのデータ容量のために月10k以上も払うのは馬鹿の極みなのでMNPで脱出するのは確定として、問題はどこにMNPするかというところです。MVNOはDMMを使っている限りだと恐ろしく遅いですよね。朝地下鉄乗ってるときとかTwitterもまともに見れないし。その辺が安さとトレードオフになっているのかもしれませんが。

もう一つの選択肢は、クラウドSIMを契約してメイン回線はそれを使い、MNP転入先はローコストのMVNOの最安プランにして電話だけできればいいやというものです。クラウドSIMについては勝間さんのブログがとても詳しいのでそちらを参考にしていただくとして、MNOの通信回線を使って通信できるというこれがもしMNOと遜色ないパフォーマンスを出せるとしたら文句なしで契約します。理想を言えば朝の地下鉄でも20Mbpsぐらいでて欲しい。まあ電子書籍のタブを持ち歩くようになったらいらなくなるのかもしれませんが・・・あとは闇雲にガジェットを増やしたくないというのもあります。

いずれにせよMNPで脱出するのは心に決めているので良い案件を見つけたいところです。気がかりなのはキャリア決済で支払いしているとあるサービスの代替決済手段が見つからないことです。PayPal使えるようにしようぜ。

指折りの「今年買ってよかったもの」が2017年の終末寸前のところで来た

きっかけ

以前、あまりにも弊宅の無線LANルーターから飛ばしている電波が強さ・速さともに心許ないレベルに達してしまったという記事を書いた。

 

hidamariman.hatenadiary.jp

相変わらずそのような状態は続いていて、プロバイダの乗り換えも真剣に考えた。ただ、今使っているauひかりも、1gbpsなので、元回線に非があるという言説は過言で、かくなる上はNURO光という選択肢しかなくなる(軽く調べた限りだと、2Gbpsを上回るスペックを持つプロバイダはNUROをおいて他にない)。しかし弊マンションはNUROエリア内であるもののまだ導入した実績がなく、導入までにはそれ相応の時間がかかる。具体的に言うと2~3ヶ月。なによりプロバイダ乗り換えコストについて家長たる父親からの決裁がおりなかった。実家に居住している以上、家長からのコンセンサスが得られることは絶対条件。かくしてプロバイダ乗り換え計画は頓挫した。

しかし、調査はある程度の進展を見た。まず、自分が主として居住空間としている部屋がルーター親機からあまりにも距離がありすぎ、また壁などの遮蔽物の存在も相まって、部屋の中に電波が到達する頃には性能がかなり減衰している可能性があることが分かった。要は元回線でも無線LAN親機のせいでもなく根は地理的な問題であったわけだ。そして弊宅の物件の構造上、自分の部屋だけが親機から遠く離れた場所にあるために、自分以外の家族から無線LANの性能劣化を体感している旨言質を得られず、そのために問題の本質に辿り着くのが遅れてしまったのは悔恨であった。

それでも、原因が詳らかになれば話は早い。要は親機と自分の部屋のあいだに、親機から発される電波を何らかの形で増幅させる機器があればよいということになる。それを2017年の現世ではなんというかというと、「無線LAN中継器」と言う。

んで、買った。

 

 

 

メーカーや型番に対する拘りはない。強いて言うなら親機がBUFFALOなので中継器も同じメーカーで揃えたほうが良いかな、というぐらいであった。あとはたまたま家電量販店で実製品のサイズや仕様を確認でき、弊宅に設置するイメージがクリアになったからというのもある。ただ性能はどれも大差ないであろうジャンルの製品なので、おすすめは?と聞かれたらBUFFALOかtp-linkを推すであろうなと思う。この辺は宗教的な理由が絡んでくる。

設置効果

結論から言って、なぜ今まで購入を躊躇っていたのかと後悔をおぼえるほどの効果が得られた。2Mbpsも出ない、旧世代のADSLが裸足で逃げ出すレベルだった部屋のネット環境は、上りも下りも常時50Mbpsが出るところまで到達し完全に人権を取り戻した。設置したところがたまたま5Ghz帯も良好に掴む範囲内であったという点も大きい。それによって中継器経由で自分の部屋にも5Ghz帯の電波が届くようになり、全く縁のなかった11ac規格に対応したこと、これも手伝ってこれだけの改善効果が得られた。これで普通に動画や画像を自分の部屋で見たり、1G超えの重たいソフトウェアをダウンロードすることにもさほどフラストレーションを感じなくなった。

ちなみにこの数字は有線接続しているPC上でスピード計測した結果にかなり近しい数値なので、これ以上の速度を求めるとなると必然的にプロバイダの乗り換えが必要になる。そのときにこそnuro光を推し進める好機であるので、来たるときに備えて家族に対しロビー活動を実施しようと模索中である。

アイドルのおかげでぼくの2018年の目標(くだらない方)が決まった

経緯と立ち位置

自分が乃木坂46、そして欅坂46というアイドルユニットと出会ったのが今年のことです。それまでは「名前はしってるけど、まああれでしょ、AKBみたいなもんでしょ」みたいな、ちょっと世情に明るい巣鴨のおばあちゃんと何ら変わらない立ち位置だったのですが、たまたま「乃木坂工事中」と「欅って、書けない?」を見て、ハマりました。ステージの上とは違って、衣装を着てみんなきらきらしてるのに、素なんですよね。普通に笑ったりリアクション取ったりする姿に、やられました。お陰で、月曜日の朝は1時間早く起きて録画した2番組を見てから出社するという謎の生活習慣が定着し、遅刻率が激減しました。本当に六本木や乃木坂方面には足を向けて寝られません。ありがたや。

声優や二次元アイドルならともかく、3次元アイドルにここまで惹かれるとは思ってもいなかったので自分で自分にびっくりしています。でもまあ、なんだろうね。社会人になってから生身の女性と交流する機会が激減したまま低空飛行を続けているのでその反動なのかもしれないなとはおもったりしますが。

でもまだ踏み越えられない一線があって、例えば握手会とか、そんな「閉じた」関係性が3次元アイドルの醍醐味で、それ目当てでオタク続けてるところある、みたいな人いるじゃないですか。なんですか、認知ですか?なんとかこちらの存在に気がついてほしくて、何周もしたりとか。そこにぼくもいきたいとは、今のところですが、思えません。声豚長くこじらせすぎたせいなのか、「楽しそうに歌って踊って喋ってる姿が見れるだけで幸せ」なんですよ。「いやいや俺の存在なんか気にしなくていいから楽しくアイドル続けてよ」みたいな。まあ声豚もレス欲しくて大声あげたり、ラジオにメールバカスカ送ったりするから、そんなにかわらないか。

ライブは好きですよ。いずれもぜひ行きたいと思っています。乃木坂の東京ドーム公演も仕事がたてこんで行けなかったし。悲しい。

 

百合とはに触れた2017

そんなんがあってある日、「欅って、書けない?」の2人ロケマッチングの回を観ました。メンバー同士が一緒にロケに行きたい娘を1人選び、相手も自分を選んでいたらカップル成立、ロケに行ける権を得るというもので、さながらフィーリングカップルです。(まあ仲良しこよしなメンバー同士がキャッキャウフフするんやろなあ、ええなあ)と思いながら再生したら衝撃でした。カメラの前でのハグは当たり前、メンバーから飛び出すのは相手に対する愛の言葉の数々、そして成立するカップルの多さや敗残兵となったメンバーの痛切な表情・・・いやいやお前らあまりにもあまりにもすぎるだろどうなってんだと。これで営業ならもうそれでもいいです。営業万歳〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!って感じです。乗せられてやるぜこのビッグウェーブに。

坂道オタクの知人にそのことを話したら、自分が見る前にもっと衝撃的な回があったらしく、欅の番組をリッピングした青盤を貸してもらってその問題の回を見ました。詳しくは「欅坂46 カップル」とかでググると方方乗っていたりするので見てください。ぼくはもう、鼻血が止まりませんでした。中原麻衣清水愛がPVでキスした時以来、あるいはなもり先生の名著「ゆりゆり」を読んだ時以来です。

いや、うら若きメンバーのあれやこれや、当の本人からしたら真剣な人間関係の悩みなのに、それを娯楽として享受しあまつさえ鼻血ブーとか、歪みまくってるだろという背徳感、罪悪感はもちろんあるのですが、それすら踏み越えてしまうのがいわゆる「脳内補完」「妄想」というやつです。まあでも、事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、そんじょそこらの百合漫画では太刀打ちできないような人間関係が展開されている空間が現実にあると思うと興奮するし、女子高に百合展開なんてないと言われても「絶対嘘でしょ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」としか思えなくなる。ろくに知りもしないのに。

 

百合の深淵を覗きたい2018

とはいえ、今の自分が百合を語るには百合の素養がない。それは今まで、百合の文学にろくに触れてこなかったからです。その道の金字塔たるマリみて然り、百合純文学史に燦然と輝くささめきこと然り。そのせいで、ただ「女の子同士がイチャイチャしてるの、なんとなく好き」以外に自分の感情を発露する言葉を持たざる者となってしまっている現状がある。なので、2018年はそのような百合文学に触れ、貪ることで、この百合という世界の沼に飛び込んでいくことを目標とします。来年も楽しくなりそうな予感がします。

「ぼっち」がもたらす歪みと愉悦

はじめに

この記事はチラシの裏 Advent Calendar 2017の15日目の記事です。なんとなくふらふらしてる自分にぴったりのテーマだったので、参加しました。あとは勢いです。

 

adventar.org

 

自己紹介

初めましての方もいると思うのでイントロデュースマイセルフをしようと思ったのですが、まあTwitterを見てもらったほうがよく分かるのではないかと思ったのでそっちを貼ることにしました。声優とか音楽とかゲームとか野球を見るのとか、最近はアイドル見たりするのとかが好きな人です。インドアなのかアウトドアなのか。ちなみに壊滅的社交性と壊滅的コミュ力故、大学を<※禁則事項です>回留年していて、今は奇跡的に社会人をやれています。

 

twitter.com

今回はそんな社交性についての話。

 

 

上述したように、自分には少なからず趣味があって、家に帰ったら好きなアーティストのライブ映像を見たり、或いは今年話題のswitchを引っ張り出してゲームをしたりしています。1人で。ひとりで。

親の影響といえばB'z好きになったことぐらいですが、父親はファンクラブの会員番号が4桁であるというところからも分かるくらいの古参ファンで、それを受け継ぐような形で自分もファンになりましたが、ここ数年のあいだに当の父親はファンクラブを休眠していて、もはや勝手に脱会させられていてもおかしくないレベルです。ライブに行くのも自分だけになりました。

一方で、救いのない声優クラスタでもあるのですが、そもそもの入りは友人に勧めて貰ったというところがあります。しかし、そのうち声優楽曲に真剣派閥へと突き進み、アニメやラジオの方にはほとんど触れなくなってしまい、自分と話の合う知り合いは1人もいなくなりました。嫌いになったというわけではないんですけどね。

野球を見るのも好きです。やるのは好きじゃないけど。主にプロ野球を見て、そのうちのとある球団に並々ならぬ肩入れをしているのですが、これも小学校の時、自分の周囲のクラスメートが端から端まで野球好きで、休み時間の話題についていけないままクラス内カーストの底辺に落伍することを恐れて見始めたのがきっかけです。が、今自分の周りで同じように野球を見てる人はいなくなってしまいました。球場にも1人で行くし。

 

こういう生活を続けていて気づいたことなんですけど、だんだん自分の感性を頼りに生きていくようになるんですよね。新しいアーティストに触れるようになるのも、イベントに参加するのも、そういう情報を収集するのも、すべて自分の手によるところが大きくなります。それができるようになったのはやはりtwitterみたいなネットの力がでかいと思います。今や手のひらの上でいろいろできる時代ですから。

同時に1人で何かやることに対して抵抗がなくなります。映画、カラオケ、焼肉、居酒屋、旅行などなど、これ全部1人でできるようになったことです。最初は当然抵抗はあるんですけど、だんだん「好き」のほうが勝るようになって、どうでもよくなる。まあ楽しいんですよね、1人でなんかやるの。周りと協調する必要ないし、気分次第で突発的に行動できるし、なんでも自分の自由と責任のもとにできるし。あと数年拗らせれば某夢のテーマパークに単身で乗り込むのも夢ではないかなと思っています。まだここには抵抗がある。あの空間は眩しすぎる。まあそれ以前にそこまでそそられないというのもありますけど。

もちろん失うものもたくさんあります。交友関係は大きく狭まりましたし、恋愛観もかなり希薄になりました。妙に財布は軽くなるし、未来は見えないままだし。まあでも、今が楽しけりゃそれでいいやーっつって刹那的に享楽的に生きてるような人間なので、まあいいや、みたいなね。

 

まあ本当にチラシの裏みたいな内容になってしまいました。孤独はSNSとかで容易に紛らわすことのできる時代になり、1人でできることは増えたかなと感じます。だからこそ自分を変に塞がないこと、追い込まないことが大事です。生きる糧をうまく使いながら、強く生きましょう。おわり。

 

マイ脳みそ溶かされた音楽アワード2017

はじめに

この記事は脳みそ溶かされた音楽 Advent Calendar 2017 9日目の記事です。初めてですがよろしくお願いします。過去記事も作業のお供にぴったりなものばかりですので是非どうぞ。

 

adventar.org

 

今年も通勤中・仕事中・家でリラックス中等々、たくさんの音楽に出会い、聴いてきた中で個人的に刺さった音楽を上げていきます。一つに絞れなかったので部門ごとに上げることにしました。

なお、本来の意味での「脳みそ溶かされた」とは異なるものが多々ありますがあしからず・・・

 

受賞作一覧

邦楽ロック部門 「CHAMP」B'z

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おいおいいきなりどメジャーかよ!と思われた方、正解です。今回上げる曲はほとんどこういうのばっかです。ごめんね。

この曲は何と言っても歌詞です。来年デビュー30周年を迎えるバンドが走り抜けてきた前人未踏の道、潜り抜けてきた関門、それらを経験してきた彼らにしか歌えない、威信に満ち溢れたフレーズの数々。

I'm a champ, I am a champ

圧倒的じゃなきゃいけない

I'm a champ, I am a champ

その他大勢じゃ意味がない

ぶっちぎる ぶっちぎる

かっこよすぎて脳髄が漏れそうです。リリースされたばかりの新作「DINOSAUR」の中でもぶっちぎりで好きな曲です。余談ですが、本アルバムの表題曲「Dinosaur」のイントロはかの有名な「LOVE PHANTOM」のそれより長いです。その話Dinosaurの前奏より長い?

 

アニソン部門 「青空のラプソディ」 fhána

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1回聞いただけで虜になりました。MVもほとんどつなぎ目がなくて大掛かりな作りになっている中で、バンドメンバーもダンサーも楽しそうなのがいい。

余談ですが、オザケンに影響を受けているのは作曲の佐藤純一さんが言及したりしています。ぼくはこのあとオザケンの世界に入っていったのですが、なるほどリスペクトしてるんだなというのがわかるつくりになっています。

yoshidahisanori.com

 

 

キャラソン部門 「cherry*merry*cherry」 緒方智絵里(CV: 大空直美)

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出ました!ほんとうの意味での「脳みそ溶かされる」曲です!今年のじゃないけど!

風色メロディというしっとりした流麗なバラードの前作からウキウキ感がシンセにあふれでるポップ、最高。時折聞こえるちえりんのウイスパーもたまらん。悶絶。

この曲に限らずモバマスのキャラソンはいい曲多いのでぜひ・・・

 

邦楽ポップス部門 「Love is All Around」LOVE PSYCHEDELICO

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新作の報は駅の広告で見て、何も知らなかったので思わず叫んでしまいました。このアルバムに限らず、ボーカルKUMIさんのボーカルはメロディラインの一部として完全に溶け込んでいて気持ちがいいです。

 

インスト部門 「Arabesque」 ADAM at

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↑曲は違いますが、この楽曲と同じ「Echo Night」に収録されている楽曲です

 

「ピアノロック = 末光篤」みたいな概念だった自分に今年一番刺さったインストゥルメンタルアーティストでした。ピアノだけが浮いてるわけでもなく、他の楽器の音が押し上げているわけでもなく、一つのグルーブとして耳に飛び込んでくるのがたまらないです。

 

おまけ

「最も脳みそ溶かされた音声」だったら優勝はぶっちぎりで能登麻美子さんなんですけどね。声帯からマイナスイオンが出とる。

能登麻美子 おはなしNOTE

 

今年もアニラジアワードの投票が始まったので「能登麻美子 おはなしNOTE」に清き一票を投じましょう。(今年初めて言った)

aniradiaward.com