なんかこれだけ見ると、ミドル以上のスペックを素地にAIでユーザ好みに肉付けしていくというスタイルは今後他社も追随していくポイントなのかなーとぼんやり思っておりました。バッテリーの充電とかはXperiaが先行者としてやっていましたが、正直まあ精度的に荒かった部分もあり、そのへんがASUSの手でどう一機能として仕上がっているのかが楽しみです。
まあ後は値段よね。個人的にはスナドラ845を積んでいる5Zが大本命なのですが、まさか7万以内で売られることになるとは思いませんでした。ハイエンドチップセットだともう少し高くなりそうですが、それでも1月に勢い余って買ってしまったZenfone ARの10万という値段よりはリーズナブルになりそうで期待大です。半年足らずでメイン端末が交代することになりそうという悲劇に見舞われましたが、楽しみなことには変わりませんので期待して夏を待ちたいと思います。
あと個人的な見解ですが、今後スマホのドラスティックなスペックアップ、ブレイクスルーは落ち着くのではないかと勝手に思っています。といっても5Gが控えているので、そのタイミングでまた加速するとは思いますが、少なくともスマートフォンで体験できうる範囲において、ARやVR、4Kなどのコンテンツサイズの肥大化の加速度が落ちるのではないか、という理由からです。これらはイノベーター理論的に言うとアーリーマジョリティとかに移行しつつあるところだと思っていて、ある程度コンテンツとして成熟しつつあり、もう1年、2年ぐらいかけて広く普及していくフェーズなのかなと思っています。まあ目論見は外れると思いますが・・・
一方で進んでいるであろうスペック・値段の2極化という側面。スマートフォンにスペックを求めない人もたくさんいるでしょう。SNS見たりネット見たり、たまにYouTubeやツムツムやるぐらいの人とか。ただあくまで自分の観測上において、そういう方々は「スマートフォンで何ができるか」を知らない方も多くいて、結構もどかしいやらなんやらでうーんって感じです。その時点で情報の2極化でもあるので。