猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

会社で送別会の幹事をやってわかったこと

現職にうつって数ヶ月が経ちます。

そろそろ新しい水になれて、受け持つ開発タスクも増え、最初の一にも二にも勉強とキャッチアップ、だった頃を考えると「ああエンジニアやってんなー」という実感を遥かに多く得られます。
新しいプロジェクトにアサインするとこればかりは仕方ないのですが、コードを書いているあいだ、試行錯誤しているあいだが(今まで経験してきた業務の中で)一番充足感を得られる瞬間でもあり、楽しいです。*1

全てはこの発声から始まった

そんな自分に、ある日、上長がつかつかとやってきて、こう言ってのけました。

 

「3月で退職する○○さんの送別会の幹事、お願いできる?」

 

きた。「飲み会幹事」とかいう世界一ク○な(主観)タスク!!!

なぜ○ソなのかという自己弁護をしますと、

  • 自分が研鑽しないといけないスキルと、幹事を務めることで得られるスキルが九分九厘噛み合ってない
  • ただでさえ会社の飲み会に行きたくないのにましてや主催など
  • ただただ面倒くさい

要は「幹事をやることで得られる旨味がない」と思っている。ということです。

 

ただ、サークルの飲み会で一気飲みをお願いするかわいい後輩の女の子のそれと一緒で、上司の命令は勅令に等しいので、とりあえず、やらねばならない。そこには慈悲はない。というそれだけのことなのです。

そして先週末、なんとか会を催行し、無事終えることができました。まあ、個々の満足度を上げるよりも、会を無事にやりきるという方が重要だったので、そのへんはちゃんとできたかなと思っています。

 

今回幹事をやってみて、いろいろ分かったことがあるので、書いていきます。

色々書きますが、結論を先に言うと、現代社会はもっと幹事に優しく・寛容であるべき」ということだけです。それだけを強く言いたい。

 

金銭問題には素早くデリケートに、かつ恩赦の気持ちを持って

会費の徴収、というか人からお金を巻き上げるのが苦手です。自分自身がお金の問題に対してセンシティブなお気持ちを持っているので、なかなか上司の机をひとつひとつ回りながらお伺いを立てつつ徴収するのは重荷でもあります。

単純に計算してみるとわかりますが、20人規模で3500円のコースを予約した場合、70000円のお金の動きが発生します。プラス、贈呈する花束代やプレゼント代や、回収できない主賓分の飲み会代・・・外部の出費は他にもあります。
幹事を務めるのは新入社員や入社したばかりの若手社員が任命されることが多い。ニアリーイコール、所得や蓄えをそれほど多く持たない人たちです。

債権回収が当日までに未達となった瞬間、どうなるか。(少なくとも幹事当事者にとっては)軽視できないレベルの赤字が発生しかねません。クレジットカードで急場を凌ぐこともできますが、現金で払えというお店も少なくありません。
月末に開けば給料日後だからプールがある、とかそういう問題でもありません。なぜなら幹事には自分の生活があって、その支出の引き落としの多くが給料日直後*2に控えているからです。

宵越しの銭は持たない的なアレではありませんが、幹事に何万も建て替えられるような余裕は多くないと思います。だから、幹事が「払ってください」と言ったら、真っ先に払ってあげてください。

幹事はお金の管理は自分のお金以上に慎重にすべきです。机の引き出しにしまっておくなどルーズな扱いをせず、幹事しか触れない場所を予め決めておき、貰ったらこまめにそこに突っ込むように心がけると良いと思います。また、簡易的なExcelレベルでいいので収支や集金状況を取りまとめておくと安心感があります。自分からも周りからも、両方の意味で。

 あと、これはマナーとか価値観的なことだと思うのですが、主賓に会費の話を持ち出すのは止めたほうがいいと思います。*3面倒ですが、なるべく主賓のいない場所でしましょう。

勿論値段設定は少々強気ぐらいでいいと思います。ここから花束とか諸経費を捻出しなければ行けない場合もあるし、なにより赤字補填なんてしてたら幹事なんて何もいいことないからね。役職が上の人間からどんどん巻き上げちゃってください。

careerpark.jp

参考までに、今回の飲み会の値段設定を書き残しておきます。コース自体は一人3500円(幹事無料)の飲み放題コースです。

  • 一般社員: ¥4,000
  • チームリーダー: ¥6,000
  • 課長: ¥7,000
  • 部長: ¥8,000
  • 取締役: ¥10,000

 

日程調整のレスポンスは瞬速で

弊社、仕事関係(打ち合わせとか)にかぎらず、社内の飲み会もOutlookの会議通知を使って一括管理しています。あれやこれや使うよりよっぽどいいなとは思うのですが。
その際、人数確認をするために、Outlookの会議通知を使って出欠をとります。当然返信をお願いすることになるのですが、その返信が異常に遅い人が時折いるのです。

これは別に文句でも愚痴でもないのでいいのですが、今回、告知〜当日までなんの返信もないので、来ないもんだと思っていたらしれっと店にいて席に座っていた、という人がいました。
おそらくですが、9割以上の飲食店で飲み会をするなら、事前に人数を確定させないといけないと思うので、いつまでたってもレスポンスが来ない方の分は必然的に不参加としてみなすしかありません。お店に伝えていた人数ともズレが生じるので、こういうのは当日キャンセル以上にギルティな行為です。
表ではニコニコ笑っていましたが心のなかではブチ○すぞと呪詛をかけていました(冗談です)。まあちゃんと通常参加者より2割増しで徴収してやりましたけどね。ほほほ。

勿論、年度末でしたし、仕事やらなんやら忙しいのは痛いほどわかります。だからこそスケジュール調整優先度を各々が上げ、行けるかどうかわかった時点ですぐ返信するのが幹事にとっても参加者にとっても店にとってもハッピーです。優しい世界。

幹事も幹事でやはりしつこいくらいアナウンスを投げまくるのが最も古典的かつ効果的なのではないかなと思います。
また、開催日までは段階的にプランを立てて余裕をもった段取りを心がけたいところです。幹事をやると決まったら速攻で主賓のスケジュールを抑え、開催日が決まった時点で第一報を打ち、こまめにアップデートをしていきましょう。
以下は例です。主賓の日程が調整できた時点で開催日を決め打ち、後は逆算です。

  • 開催日
  • (人数確定日:開催日前日)
  • (最大人数申告日:開催日の7日前)
  • お店決定・告知:開催日の15日前
  • 主賓(絶対に参加してくれないと困る人)の調整:開催日の21~25日前

お店とのやりとりは厳守しなければならないので、人数を確定する締め切りがある場合には前日までにレスポンスを集めきるのが理想的です。守らない人に対してはガンガンケツを蹴りましょう。

できることなら主賓には我儘を言ってほしい

幹事にとってお店選びはその会の成否を99%左右します。手練手管でお店通の幹事であれば、人数規模や会の趣旨など、様々な要素を勘案して最良の店をたちどころに見つけ出すでしょう。
しかし殆どの人間にそんなスキルはありませんので、そういう時はメインキャストの方に食べたい物や行ってみたい店などを聞いたりします。

この時、主賓はできるだけリクエストを告げてあげることが求められます。「どこでもいい」は幹事の首を締めることにしかならないため、何かしら我儘を告げてあげましょう。直感でもいいと思います。

 

手を抜けるところは手を抜く

職場の慣習とか過去の事例とか、そういう点によりけりな感じはしますが、楽できるところはスパッと楽して、必要以上の労力を背負わないようにするのも幹事として重要なのかなと思います。
自分の場合、例えば花束は完全に花屋に丸投げでした。花はおまかせ、予算と送別というシチュエーションだけ伝えて当日に取りに行くだけ。ズブの素人がうんうん悩んで考えたところで、結局はプロに頼んだほうが1000000倍早いしいいものができます。

色紙も取りまとめとかが一番面倒くさいので、調べてみると色紙に貼るメッセージシールとかがあるんだなとわかります。参加したことはあっても調べてみないと分からないですね、こういうのは。こちらも色紙そのものを回してもらうより遥かに楽です。

www.shikishi.net

プレゼントも、百貨店に行って店員さんに予算を伝えて選んでもらいました。渡す相手のある程度の情報を伝えて、おすすめはどれかとか、どの色がよいかとか、聞きまくればいいと思います。相手もプロなので。

 

結局は「既成事実」を作れれば良い

色々書いてきましたが、幹事ははっきり言って大変です。これを仕事の合間や出退勤前後の時間を使って動かなければいけないというのが更に大変です。入社して間もない若手社員にとってはなおさらのことです。
そういうときこそ、「何のために送別会をするのか」を考えてみると、

  • メンバーの大半が納得する形で
  • 送り出す機会を設け
  • 「送別した」という事実を作ること

なのではないかと。
会社の個々の社風とかにもよりますが、こう考えると大層な質は求められてなくて、ある程度楽しんでもらうことがなにより重要なのかなと思います。

まああとは、ある程度の規模になれば、幹事を過去に経験した方はどの会社にも探せばいらっしゃると思うので、困ったらSOSを出して助けを請いましょう。
経験者はノウハウの共有ができると幹事はだいぶ楽になるかな。なので困っている幹事がいたらぜひ助けてあげてください。0から1を生み出すのが1番辛いので。

*1:あと立場的にペーペーなので、マネジメントとか、エンジニアとしての業務以外を一切合切気にしなくてもいいというのもでかいです。執行猶予5年。

*2:様々ありますが、具体的に書くと27日近辺。

*3:別に耳に入ってしまうくらいはいいでしょうけど、直接言うのはなしかな。

所信表明 ~今の自分に必要な「課金」は何か~

本来的にはこんなところに書くことではないし、どうでもいいことなのだが、何かに書き残しておかないと決意が揺らいだり忘れたりしそうなので、書く。

 

ニコニコ動画のプレミアム会員を解約することにした

思えば、プレミアム会員になって5年以上経つのではないでしょうか。当時の弊宅のインターネット回線は、時代遅れ甚だしいADSLで、今はなき友人マリオを1パート見るのに30分以上読み込みを待たなければならず、餌が降りてくるのを待つ家畜のような感じでした。
しかしそれでも待つのはそれほど苦ではなくて、それが何故かと考えたときに"面白いとわかっていたから"、"他の動画サイトでは見ることができないから"、だったなと思います。*1

プレミアム会員は革命だと思いました。見たい動画が何にも邪魔されずサクサクと見れるようになる。ニコ生もあとから見たい時に見たいものを見れるようになったし、ついでにインターネット回線も光ファイバーになった。すなわち自分にとってストレスフリーの世界であり、ぼくはいち視聴者としてこの世界を謳歌していました。

悲しいことに、5年たった今、その前提は崩れつつあります。前提にあった「見たい動画」がめっきりと減ってしまい、若い人のものだったニコニコ動画はより若い人の物になっているなあと感じるようになりました。コンテンツが発掘されれば急激なスピードで消費され、目を離していたすきに流行は移り変わる。
最近10周年を迎えた初音ミクにしても、「してやんよ」や「メルト」の頃はいろいろ聞いてたけど、もう古典だからね。最近の曲わからないし。

 

↑自分が聴いた初音ミク楽曲の中で一番好きな曲です。これももう10年・・・


好んで見ていたうp主も何人かいましたが、投稿をやめたり(自分の目から見て)面白くなくなったり。
アニメが配信されるようになってからは「テレビ録画する手間が省けた」と喜々として見ていましたが、今期に関してはごっそり無料配信が減りましたし、野球配信もスポナビがあればいいし。


つまりはニコ動が悪くなったのではなく、自分の物差しに合わなくなったというだけなんだと思います。プレミアム会員としてお金を払い続けるのもそろそろ潮時なのかなと。一旦そうなってしまったコンテンツに対して、月々500円払える余裕は、悲しいかな現代日本には存在しないのです。

 

浮いたお金を何に使うか

逃げ道をなくすために、月々500円、年間6000円の資金猶予を何に使うか、その場で考えることにした。
そして、申し込みました。

schoo.jp

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6000(500*12) - 9800 = -3800

 

赤字。

 

ただ、今までの自分に一番足りていなかったのは、「自分に投資する姿勢」というところだなと思ったので、その第一歩として、思い切った買い物だけど後悔はそれほどしていないです。
*2

月額課金って、なあなあで支払いがちで、気をつけないと見直しの機会もないし、環境を変えるのはけっこう勇気のいることだけど、
でもそれは変化する自分の状況からも目を背けることになるので、そこにちゃんと光を当てて、"今自分に必要な課金は何か"を考えるのって大事だなと思いました。おわり。

*1:以前、どこかのスレッドで「いくら金を出しても見られないものがごろごろ転がっているのがニコニコ動画のいいところ」という論旨の文章を見かけて膝を打った記憶があります。ソース見つけられなかったけどね

*2:まあ、請求を見たときに、やっちまったと思うことになるんだろうけど・・・

私にとって性欲とは(別題: アダルトビデオは選んでいるときが一番楽しい)

今回は性欲とかそういう話なので、生々しい単語というか、下の言葉が多くなります。そういうのを目にするのも口にするのも嫌だ、気分が悪くなる、という、セクシャルな要素をゴキ○リレベルのヒエラルキーとして扱っている知人がリアルにいますので、そういう方は読むのを止めたほうがいいですよ、と予め書いておきます。

 

私事ですが、先月から会社が変わりました。正確には、変えたというべきなのだろうけど。要は転職です。
前職と同じような業界なのだけれど、やってることは全く異なる。料理人で例えると、今までは洋食屋の見習いとしてオムライスに使うチキンライス用のお米を研いだりしていたのが、今の職場では中華料理屋の見習いとして人参やエビの皮むきをしている、みたいな感じ。規模感も雰囲気も、かなり違う。
だけど、一番違うのは、チームメンバーみんな優秀だということで、それはつまり自分がいちばん出来ないということだ。本当に馴染めるのか、本当に期待に背くことなく業務が遂行できるのか、そもそもなぜ採用されたのか・・・
仕事は楽しいけど、その間もそういう思考が常に頭のなかにちらついていて、精神的にこたえている。最近になってようやく余裕は出てきたような気がするけど。
仕事から家に帰ると、夜光虫のごとくベッドにふらふらと吸い寄せられていく自分に気がついて、知らず知らずのうちに気を張っていたのか、と驚く。
自分で下した決断なので、現状を這いつくばって受け入れるしかないとは思っている。それが自分のためでもあるし、前の会社への罪滅ぼしでもあるのだ。

 

 

本題。

まあ上述したようなことがあって、プライベートに時間をさく余裕があまりなくなっていました。別に多忙なわけでも帰りが遅いわけでもないので、単に馴染めていなくて、疲れているだけなのですが。

だから、というわけではないけれど、気がついたら最後に自慰行為をしてから1ヶ月経っていました。無意識下で射精した記憶も痕跡もない*1
別に意識的にオナ禁していたわけではありませんが、その間、所謂「ムラムラする」「オナニーしたくなる」ということが殆どなかったのは驚きでした。全く自分の生活に干渉することもなく、自分のことなのに自分が気が付かないほど、ごくごく自然にフェードアウトしていました。

ご存じの方もそうでない方もいらっしゃると思いますが、一般的に自慰行為を律することにより、様々な効果が得られると言われています*2
もともとそれほど数多くこなすタイプでもないですが、まあ確かに一時期より朝の寝覚めは良くなったり、ご飯が美味しく感じられるようになった。気がする。気がするだけです。

それでも、まだ精神的に老け込むような年齢でもないはずなのに、どうして性欲が、ふっと消えてしまったのだろう、と自分は考えていました。ムラムラして、そういう行為しか考えられなくなるというのは正常ではないのかもしれませんが、
思い立って、先日、久しぶりにアダルトビデオを借りました。およそ3ヶ月ぶりだったような気がします。
いつもお世話になっているTSUTAYAがAVの取扱を止めてしまったので、仕方なく渋谷TSUTAYAまで行って借りました。流石日本随一の旗艦店というだけあって、普段使っている近隣店舗が霞むレベルの品揃えだったので、予想以上に選定に時間がかかってしまいましたが、結果的に納得の選定ができたとその時は満足していました。

そして遂に、明日の事を心配しなくてもよい土曜日の深夜、決行しました。
ティッシュも準備した、万が一に備えてTENGAも買った、家族はみな外出・就寝しているから見つかる心配もない、何より1ヶ月ぶりだから精子も性感も良好(のはず)。考えうる限り最高の条件を構築することに成功した、ここに来て引き返すことは出来ないが、何も恐れることはない。
息を整え、DVDプレイヤーの再生ボタンを押します。プレイヤーからキュルキュルと回転音がなり始め、ディスプレイには海賊版撲滅の飛ばせないメッセージが流れる・・・

 

 

1時間位経ったでしょうか。
ティッシュに拭き取った子種を見ながら、思いました。

 

ーーー全く気持ちよくなかったなあ・・・・・・

 

何故なのかは分かりません。
心の準備は出来ていても、身体の準備ができていなかったのか。
それとも本格的に、性欲が自分自身から乖離し始めているのか。
やれやれと笑いながら、ぼくはアダルトビデオをレンタル袋に戻しました。

 

人間の三大欲求として食欲・性欲・睡眠欲が挙げられるのは有名ですが、性欲が1つだけ異質なのは、「なくても困らないもの」であるという点だと思います。人間が眠らなかったり、或いは飲食を絶ったりすると生命維持に関わりますが*3、セックスはしなくても生きていけます。性欲盛んな20代前半の男子の半数近くが童貞というのがその証左です。*4

 

更に、「強い」「弱い」が明確にあるのも性欲ならではです。「性欲が強い」とは一体何なのでしょうか。何度もセックスをしても満たされないというのは、どれほどご飯を食べてもお腹いっぱいにならないというのと心境として同義なのでしょうか。
それに性欲が満たされようと満たされまいと、セックスというのは非常に体力を使います*5。体力が0になるまでセックスに明け暮れる人が「性欲が強い」のでしょうか。うん、もうわけわかんなくなってきた。

 

・・・とまあ、あたかも性欲という存在そのものをdisるような発言をしてきましたが、当然のことながら、生存本能にもとづいて種を残し、繋いでいくためにはセックスをしないといけないわけで、そのためには性欲が必要なわけで。「なくても困らない」けど「ないと困る」んですよね。
生命の危機に瀕したとき、エレクション*6するという話もありますが、まあそういうのは生物上の人間の本能として備わっている筈で、必要に迫られたら湧き上がる性欲のままにセックスしたら良いと思いますが、そういうスタンスでいる以上はいざという時の引き出しがないという懸念がありますので、昨今見られるような、過剰なエロ要素の規制というのも逆効果なのでは?という気すらしてしまいますけどね。

*1:これを一般的に人は「夢精」という

*2:気になる方は「オナ禁 効果」などでぐぐってみてください。真偽の程は分かりませんけど

*3:絶食・断食・無食の類はありますが、この辺りは宗教などの考え方に基づく特別な条件下で行われるものと考えるべきであり、今までと同じ生活を遂行することと併存は基本的に出来ない、と思っています

*4: http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/NFS15_gaiyou2.pdf 

*5:内容にもよりますが、あくまで一般論として

*6:erection [ɪrékʃən]

悪言小噺

最近、ちょっとイラッとすることがあったのでお小言を。

 

 怒らない人間なんてどこにもいないという話

つい最近、大学時代の後輩数名と飲みに行く機会があった。

年が4つも5つも離れているとは言え、気心の知れた人間との集まりだったので、そういう人と話をしながら飲む酒というのは美味しいし、
そういうとき、自制心は緩み、(こういう場で話す内容ではないなあ)と言うことも次々と口から出てくる。*1

そういう話をしていたとき、ふとある後輩が、ぼくに向かってこう宣った。

 

 

「へー、りこいさんでもそうやって怒ったりするんですね」

 

 

・・・( ^ω^)

自分の中で時間が止まる。

・・・うーん。うーん?

なんか、引っかかる。

 

あまりこういうことを自分で言うのもアレなのだが、確かに、ぼくは怒らない、と思う。周りの人にも、よく言われる。

どういう形であれ、人に怒ったり、説教したりするのは苦手だし、されるのも勿論苦手だし、その場に第三者として居合わせるのも、極力避けたいと思っている。

 

ただそれと、イライラしないというのとは、また別。

満足に確保できない睡眠時間、通勤ラッシュの満員電車、接客態度の悪い店員、エトセトラエトセトラ。

自分の生活のためには、いろいろなストレス因子と隣合わせで生きていかなければならない。それらを全部看過できるほど、聖人ではない。

表に出さないようにしているという意味では、そうなのかもしれない。悪口言われてもニコニコしているとか*2

だから、ふとした場で、「枷」を外して、本音に迫るようなことを言うと、びっくりされたり、珍しい、という目で見られたりする。

「そうやって怒ったり」するのは当たり前なのだ。

それを処世術やらなんやらのために表に出していないだけであって、
今日たまたま、いろいろ重なって、こうしてぶっちゃけているという、
ただそれだけの話なのだ。
「そんなに怒るなんて珍しいですね」とか濁しておいたほうがまだ良かった。と思う。

 

一つだけ確実なのは、後輩に悪気は一切なかったということ。ただ、言葉遣いにミスチョイスがあったというだけなんだろう。

だから、そういう言い方を普段からしているのであれば、言われた方はいらぬ誤解を招くことになるから治したほうがいい、と言っておいた。

 

当然の帰結としての体調不良に自責はないのか?という話

職場で風邪が蔓延している。

ぼくの所属している部署だけで、今週のべ10人以上が休んだ。パンデミックは全社的に広がっているから、他部署まで含めればもっと休んでいる。

インフルエンザにかかったという人もいた。傷病休暇があるから(休んだ本人的には)大事には至らなかったが、スケジュールのバッファはもうぎりぎりのところまで来ている。リリース遅延とかにならなそうなのは不幸中の幸いだけど。

まあ、熱はあるわ、だるいわ、咳はとまらんわ、頭も喉も痛いわという状態で会社に来られても困る。
だったらしっかり完治してから出社してもらったほうが能率は上がるに決まってるし、体調不良、そうですか、なら仕方ないねというスタンスでぼくはずっと生きてきた。


だけど、それが自己防衛の欠如に起因するものであれば、なんともいえない気持ちになる


業務中トイレに行ったとき、密かに他の人の所作を観察していたのだが、マスクをつけたり辛そうにしている社員ほど、トイレを出る前、ハンドソープはおろか、トイレで手を洗ってすらいない。指先をちょろっと濡らして、髪の先をいじって終わり。外から帰ってきたときも然り。

最低限の自衛もできないのに、休まれても、なんかあんまり同情できない。「当然ですよね?」って感じだ。それに自分だけの被害で済めばまだマシかもしれないけれど、他人にうつるかもしれない、というリスクもある。もしそうなったら迷惑以外の何者でもない。

ぼくのスキルレベルでは到底無理だが、フリーランスで生きていこうとする人の気持ちが、今なら少しだけわかる。名前と顔+αしか分からないような、歳差も離れた真っ赤な他人と同じ机に顔を突き合わせて仕事するのだ。全く信用できないとは勿論言わないし、皆さん確固たるスキル・経験の持ち主であることは間違いないと思うが、それ以外の部分は何も分からないのだ。

この際だから、衛生観念を義務教育や社内研修で徹底的に教え込むべきだ。それか在宅ワークを徹底的に推進して、職場という名のパンデミックプレイスに身を置かなくてもいいようにしてほしい。まあ後者は業務内容的に*3難しいので、前者かな。

いや、責めるわけじゃないけどね。皺寄せがきてるとか、打ち合わせのリスケが必要だとか、そんなことは決してないよ。決してね。

*1: 例えば職場の愚痴であるとか、人間関係の縺れであるとか、いろいろ

*2: 一旦愛想を尽かしたら、フェードアウトするようにそのひとの「網」からはいなくなるけど

*3:会社のセキュリティルール的に

レインボーブリッジを徒歩で渡る

前回の続きです。

今回も写真多めでお送りします。

 

お台場海浜公園の海岸に沿って、レインボーブリッジ方面に歩いていくと、遊歩道の入り口があります。

 

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自転車でも渡れるようですが、その際は台車に後輪を乗せなければいけないため、自転車に乗っての通行はできないみたいです。建物の窓の下に立てかけられているのがそれです。見えるかな・・・

歩行者は基本的に自由に行き来できるっぽいです。

 

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受付を通ると細い道を通ってレインボーブリッジに合流します。

その道中、

 

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・・・なんだこれ?と思ったのですが、どうやらあとで調べたらユリカモメみたいですね。

近づいたら飛んでいってしまうかと思ったのですが、人馴れしているのか、寄ってもそんな気配を見せません。悠々と生きてるな。

 

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いよいよレインボーブリッジを歩きます。が、

 

車道が近い。

 

鉄柵があるとはいえ、車はそこそこスピード出して通り過ぎていくので、なかなかスリリングです。

あと微妙に揺れがくるんだよな。乗用車とかならまだしもでかいトラックがくると「うおっ」ってなるぐらいの揺れです。高所恐怖症には辛いかも。

 

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ブリッジから台場方面を望む。フジテレビは意外と海よりにあるんですね。いい景色。

 

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橋の主塔を真下から撮ってみる。

実際、不規則な揺れが来る足元で真上を撮るのはかなり怖いですよ・・・

 

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更に歩いていると、「カーブ注意」の看板が。

レインボーブリッジ独特のぐるりと回るアレですね。

 

そしてその手前で、

 

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芝浦アンカレイジ到着。遊歩道はここで終点です。

実はその手前にも台場アンカレイジという休憩所らしきスポットがあったのですが、写真を撮り忘れた・・・

 

エレベーターに乗って、

 

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下に降ります。

 

 

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建物を出て、出口に従って歩きます。

 

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今しがた歩いてきたレインボーブリッジ。でかいなー。

 

 

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営業時間も書いてありました。

入れない休業日があったり、冬期は閉まるのが早かったりするので、ある程度下調べしたほうがよいかもしれません。

 

遊歩道を抜けると、首都高に沿って数分あるけば、ゆりかもめ芝浦ふ頭駅に出ますが、もうちょっと頑張って20分ほど歩いて、

 

浜松町駅まで出るのもいいかもしれません。

 

東京駅から浜松町駅まで、山手線なら10分もかからない距離だと思うのですが、2時間以上かけてぐるっと遠回りして歩きました。10キロちょっとかかったでしょうか。歩くのは好きですが、さすがにしんどかったです。

あと、肝心のレインボーブリッジ遊歩道は、豊洲市場と同様に、ほとんどすれ違う人がおらず、たまに自転車を押して歩くおじいちゃんと遭遇するぐらいでした。車通りが激しいので人気がないということはなかったのですが。これが土日だと変わってくるのかな。

 

以上です。

 

レインボーブリッジを徒歩で渡って見る前の豊洲市場

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 

早速ですが。

1月、諸般の事情で何かと暇を持て余しがちだった自分なのですが、

「レインボーブリッジを徒歩で渡ることができるらしい」

という情報を耳にしたので、行ってきました。徒歩で。

 

肝心のレインボーブリッジの話は次の機会にするとして、

向かう途中偶然、昨年何かと話題に上がっていたあのスポットに立ち寄ったので、

今回はその話をします。

写真をパシャパシャ撮りながら歩いたので、今回、珍しく写真が多いです。

 

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晴海大橋を渡ってお台場地区に上陸しました。

空をちゃんと見る機会ってなかなかなかったのですが、こう見るとちゃんとグラデーションがあるんですね。

 

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豊洲PIT真横を通る。

ヲタク御用達スポットでしたが、この日は平日ということもあり、流石に閑散としておりました。

 

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ここから江東区

通るときはなんの工事なんだろうと思っていたのですが、あとで調べてみたら、首都高の延伸工事をしていたみたいですね。*1

 

 

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新豊洲側から、今しがた通ってきた晴海方面を見る。

横から伸びているのが今しがた通ってきた工事中の首都高です。

こうしてみると、更地だらけの新豊洲と、高層ビルが立ち並ぶ晴海が対照的ですね。

しかし、中には

 

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こんな、いかにも「台場っぽい!」と感じるような建物も*2。正体は謎。

 

そんな中、うろうろしていると、ついに遭遇してしまいました。

 

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噂の!!!豊洲市場!!!

稼働開始すんでのところで移転が頓挫しただけあって、看板は勿論、建物もほぼ全て完成した状態でした。

この看板は青果市場に通じる入り口で撮影したものですが、門の名称が違うだけで、形状は全て同じでした。当たり前か。

 

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一時期は「平成の秘境駅」とまで言われた市場前駅も、

豊洲市場の建物が周りにできたことで、なんとか体裁を保っているような感じがします。

といっても、本格稼働はまだまだ先みたいですし、

その証拠に、

 

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行き先のない看板・・・

その奥には、出来上がっているのに開通していない道路も・・・

 

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こちらは仲卸水産棟、と思しき建物。

この後ろ側にもさらに建物は続いています。でけえ。

 

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こちらは水産卸市場棟。上に同じ。

入り口のところではなにやら工事業者の方がお仕事中でした。汚染対策中でしょうかね。

 

初めて豊洲市場の実物を見たのですが、市場というよりは、何かの研究棟のようなイメージを想起させる建物でした。メ○ルギアとかに出てきそうなダクトや通路もありましたね。

移転が始まるまではひっそりとしたまま過ぎていくのでしょうが、それにしてもほとんど誰ともすれ違うことがなかったので、人工物に囲まれ、整然とした中で聞こえるのは車の音と風の音だけという、ある種のゴーストタウンのような恐怖も感じました。つくづく不思議なスポットでしたね。

 

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豊洲市場を過ぎて少し行った先にある、富士見橋という橋から望む豊洲有明

流れているのは川ではなく、東雲運河といい、その名の通り東雲や辰巳の方まで続いているそうです。散歩には学びがある。

 

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反対側からはレインボーブリッジや芝浦方面が見えます。

 

このまま真っ直ぐ行くと有明テニスの森のあたりにでますので、それを避けるように右に曲がっていくと一般的に賑わっているお台場に出ます。

このあたりから人の往来がぐんと増えましたね。と同時に、お台場って1つの観光地として発展しているイメージが有りましたが、それってスポットが密集しているだけで、実際はほんの一部分だけなんだなあ・・・というのも歩いてみて実感しました。

できて何年も経っていますが、未だに更地の面積のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

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 そんな感じで、お台場海浜公園まで歩いてきたところで、前編は終わりにします。

後半はいよいよメイン、レインボーブリッジを歩きます。

 

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2016年個人的まとめ

手短に。

①Deファンとして

11年ぶりのAクラス、CS初出場という転換点となる1年であり、真の意味で希望を持てる1年だった。特に個人的には、チームの選手全員が、思うように行かない中で苦しみながら得たAクラスであることに意味があると思う。まさに総力で掴み取ったものであり、同時に巨人や広島、パ・リーグとの戦力差を痛感させられるものでもあった。

あれだけの濃密なシーズンが来年にどうつながるのか楽しみで仕方がない。筒香にとってはWBCも控える中で大変だと思うけれども、ぜひとも侍ジャパンベイスターズの両方で頂点に立てるよう導くような活躍を期待しています。勿論ぼくの推しメンであるところの関根大気くんにもね。外野手は筒香以外にも桑原梶谷乙坂ら競争が激しいですが、いいポジション争いを見たいものです。

 

②イベントファンとして

Neo_veneziaの2016年参加イベント一覧 (82) Eventernote イベンターノート

(個人的に)多すぎるので来年は減らしたいと思います。*1今年は茅原実里さんのために遠征というあたらしい技術を習得し、大阪や仙台に飛びました。来年は名古屋に初めて飛びます。

あと、個人的にはB'zのライブを見たくてうずうずしているのですが、いまのところ再来年の30周年LIVEPleasureを待つしかないっぽいのはつらい。ソロライブは平日ということもあり泣く泣く見送り。

・・・余談ですが、2016の個人的ベストイベントトップ5は以下です。今年もたくさん良い出会い、良いめぐり合わせがありました。キャプション略。

5位 LAWSON presents 豊崎愛生 3rdコンサートツアー2016 The key to Lovin' 〜銀河を散歩中〜 夜公演

www.eventernote.com

 

同率5位 Yui Makino 30 Selection

www.eventernote.com

 

4位 Azusa Tadokoro LIVE 2016 ~before the CUE DISTORTION

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3位 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story Brand new Castle

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2位 LiSA LiVE is Smile Always~NEVER ENDiNG GLORY~ 「the Sun」

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1位 Kalafina Arena LIVE 2016

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③社会人として

後輩ができて教えたり教えられたりすることが増えたり、客先に行って仕事をしたり、去年までの価値観をいい意味で変えることができた1年でした。
もともとアウトプットが苦手ではあったのだけれど、自分がやってきたこと、学習したことは不慣れなりにちゃんと残しておかないと消え去ってしまうということが嫌というほどわかったのでそれを継続してやっていきたいです。
でも、やはりやりたいことは見えないまま・・・

 

④アニメファンとして

そんなに本数は見ないけど、春にふらいんぐうぃっち・ルル子、夏にあまんちゅ!・サンシャイン・甘々と稲妻、秋にはユーリ・舟を編む・ユーフォ、ちゃんと自分に刺さる*2アニメがあって楽しく見れました。

特にふらいんぐうぃっちは久しぶりに原作を買い、円盤を買い、イベントにも顔をだすほどハマってしまいました。ああいうよつばと!みたいなほのぼのとした作品が個人的には好きみたいです。今年もこのぐらいのペースで楽しく見たいと思います。

 

⑤ゲーム好きとして

ペルソナ5に加え、年末にトリコ・龍が如くと大作のヒットが続き、自分は買っていませんがFF15も出て、PS4天下の年だったと思います。なかなか時間的制約からクリアまで至っていませんが、来年にはGRAVITY DAZE2やNintendo Switchも出るのでますます時間が削られ早く頑張らないといけません。頑張ろう。

 

2017年の目標

痩せる。

 

最後に

こんな辺境のブログを見てくださってありがとうございました。

来年も不定期になると思いますが、たまーにのぞきに来ていただければとおもいます。

では良いお年を。

*1:できるかな・・・来年すでに20近く決まってるんだけども・・・

*2:冬?ARIA the NATURALBlu-ray BOXがあったでしょ?