猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

悪言小噺

最近、ちょっとイラッとすることがあったのでお小言を。

 

 怒らない人間なんてどこにもいないという話

つい最近、大学時代の後輩数名と飲みに行く機会があった。

年が4つも5つも離れているとは言え、気心の知れた人間との集まりだったので、そういう人と話をしながら飲む酒というのは美味しいし、
そういうとき、自制心は緩み、(こういう場で話す内容ではないなあ)と言うことも次々と口から出てくる。*1

そういう話をしていたとき、ふとある後輩が、ぼくに向かってこう宣った。

 

 

「へー、りこいさんでもそうやって怒ったりするんですね」

 

 

・・・( ^ω^)

自分の中で時間が止まる。

・・・うーん。うーん?

なんか、引っかかる。

 

あまりこういうことを自分で言うのもアレなのだが、確かに、ぼくは怒らない、と思う。周りの人にも、よく言われる。

どういう形であれ、人に怒ったり、説教したりするのは苦手だし、されるのも勿論苦手だし、その場に第三者として居合わせるのも、極力避けたいと思っている。

 

ただそれと、イライラしないというのとは、また別。

満足に確保できない睡眠時間、通勤ラッシュの満員電車、接客態度の悪い店員、エトセトラエトセトラ。

自分の生活のためには、いろいろなストレス因子と隣合わせで生きていかなければならない。それらを全部看過できるほど、聖人ではない。

表に出さないようにしているという意味では、そうなのかもしれない。悪口言われてもニコニコしているとか*2

だから、ふとした場で、「枷」を外して、本音に迫るようなことを言うと、びっくりされたり、珍しい、という目で見られたりする。

「そうやって怒ったり」するのは当たり前なのだ。

それを処世術やらなんやらのために表に出していないだけであって、
今日たまたま、いろいろ重なって、こうしてぶっちゃけているという、
ただそれだけの話なのだ。
「そんなに怒るなんて珍しいですね」とか濁しておいたほうがまだ良かった。と思う。

 

一つだけ確実なのは、後輩に悪気は一切なかったということ。ただ、言葉遣いにミスチョイスがあったというだけなんだろう。

だから、そういう言い方を普段からしているのであれば、言われた方はいらぬ誤解を招くことになるから治したほうがいい、と言っておいた。

 

当然の帰結としての体調不良に自責はないのか?という話

職場で風邪が蔓延している。

ぼくの所属している部署だけで、今週のべ10人以上が休んだ。パンデミックは全社的に広がっているから、他部署まで含めればもっと休んでいる。

インフルエンザにかかったという人もいた。傷病休暇があるから(休んだ本人的には)大事には至らなかったが、スケジュールのバッファはもうぎりぎりのところまで来ている。リリース遅延とかにならなそうなのは不幸中の幸いだけど。

まあ、熱はあるわ、だるいわ、咳はとまらんわ、頭も喉も痛いわという状態で会社に来られても困る。
だったらしっかり完治してから出社してもらったほうが能率は上がるに決まってるし、体調不良、そうですか、なら仕方ないねというスタンスでぼくはずっと生きてきた。


だけど、それが自己防衛の欠如に起因するものであれば、なんともいえない気持ちになる


業務中トイレに行ったとき、密かに他の人の所作を観察していたのだが、マスクをつけたり辛そうにしている社員ほど、トイレを出る前、ハンドソープはおろか、トイレで手を洗ってすらいない。指先をちょろっと濡らして、髪の先をいじって終わり。外から帰ってきたときも然り。

最低限の自衛もできないのに、休まれても、なんかあんまり同情できない。「当然ですよね?」って感じだ。それに自分だけの被害で済めばまだマシかもしれないけれど、他人にうつるかもしれない、というリスクもある。もしそうなったら迷惑以外の何者でもない。

ぼくのスキルレベルでは到底無理だが、フリーランスで生きていこうとする人の気持ちが、今なら少しだけわかる。名前と顔+αしか分からないような、歳差も離れた真っ赤な他人と同じ机に顔を突き合わせて仕事するのだ。全く信用できないとは勿論言わないし、皆さん確固たるスキル・経験の持ち主であることは間違いないと思うが、それ以外の部分は何も分からないのだ。

この際だから、衛生観念を義務教育や社内研修で徹底的に教え込むべきだ。それか在宅ワークを徹底的に推進して、職場という名のパンデミックプレイスに身を置かなくてもいいようにしてほしい。まあ後者は業務内容的に*3難しいので、前者かな。

いや、責めるわけじゃないけどね。皺寄せがきてるとか、打ち合わせのリスケが必要だとか、そんなことは決してないよ。決してね。

*1: 例えば職場の愚痴であるとか、人間関係の縺れであるとか、いろいろ

*2: 一旦愛想を尽かしたら、フェードアウトするようにそのひとの「網」からはいなくなるけど

*3:会社のセキュリティルール的に

レインボーブリッジを徒歩で渡る

前回の続きです。

今回も写真多めでお送りします。

 

お台場海浜公園の海岸に沿って、レインボーブリッジ方面に歩いていくと、遊歩道の入り口があります。

 

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自転車でも渡れるようですが、その際は台車に後輪を乗せなければいけないため、自転車に乗っての通行はできないみたいです。建物の窓の下に立てかけられているのがそれです。見えるかな・・・

歩行者は基本的に自由に行き来できるっぽいです。

 

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受付を通ると細い道を通ってレインボーブリッジに合流します。

その道中、

 

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・・・なんだこれ?と思ったのですが、どうやらあとで調べたらユリカモメみたいですね。

近づいたら飛んでいってしまうかと思ったのですが、人馴れしているのか、寄ってもそんな気配を見せません。悠々と生きてるな。

 

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いよいよレインボーブリッジを歩きます。が、

 

車道が近い。

 

鉄柵があるとはいえ、車はそこそこスピード出して通り過ぎていくので、なかなかスリリングです。

あと微妙に揺れがくるんだよな。乗用車とかならまだしもでかいトラックがくると「うおっ」ってなるぐらいの揺れです。高所恐怖症には辛いかも。

 

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ブリッジから台場方面を望む。フジテレビは意外と海よりにあるんですね。いい景色。

 

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橋の主塔を真下から撮ってみる。

実際、不規則な揺れが来る足元で真上を撮るのはかなり怖いですよ・・・

 

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更に歩いていると、「カーブ注意」の看板が。

レインボーブリッジ独特のぐるりと回るアレですね。

 

そしてその手前で、

 

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芝浦アンカレイジ到着。遊歩道はここで終点です。

実はその手前にも台場アンカレイジという休憩所らしきスポットがあったのですが、写真を撮り忘れた・・・

 

エレベーターに乗って、

 

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下に降ります。

 

 

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建物を出て、出口に従って歩きます。

 

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今しがた歩いてきたレインボーブリッジ。でかいなー。

 

 

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営業時間も書いてありました。

入れない休業日があったり、冬期は閉まるのが早かったりするので、ある程度下調べしたほうがよいかもしれません。

 

遊歩道を抜けると、首都高に沿って数分あるけば、ゆりかもめ芝浦ふ頭駅に出ますが、もうちょっと頑張って20分ほど歩いて、

 

浜松町駅まで出るのもいいかもしれません。

 

東京駅から浜松町駅まで、山手線なら10分もかからない距離だと思うのですが、2時間以上かけてぐるっと遠回りして歩きました。10キロちょっとかかったでしょうか。歩くのは好きですが、さすがにしんどかったです。

あと、肝心のレインボーブリッジ遊歩道は、豊洲市場と同様に、ほとんどすれ違う人がおらず、たまに自転車を押して歩くおじいちゃんと遭遇するぐらいでした。車通りが激しいので人気がないということはなかったのですが。これが土日だと変わってくるのかな。

 

以上です。

 

レインボーブリッジを徒歩で渡って見る前の豊洲市場

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 

早速ですが。

1月、諸般の事情で何かと暇を持て余しがちだった自分なのですが、

「レインボーブリッジを徒歩で渡ることができるらしい」

という情報を耳にしたので、行ってきました。徒歩で。

 

肝心のレインボーブリッジの話は次の機会にするとして、

向かう途中偶然、昨年何かと話題に上がっていたあのスポットに立ち寄ったので、

今回はその話をします。

写真をパシャパシャ撮りながら歩いたので、今回、珍しく写真が多いです。

 

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晴海大橋を渡ってお台場地区に上陸しました。

空をちゃんと見る機会ってなかなかなかったのですが、こう見るとちゃんとグラデーションがあるんですね。

 

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豊洲PIT真横を通る。

ヲタク御用達スポットでしたが、この日は平日ということもあり、流石に閑散としておりました。

 

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ここから江東区

通るときはなんの工事なんだろうと思っていたのですが、あとで調べてみたら、首都高の延伸工事をしていたみたいですね。*1

 

 

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新豊洲側から、今しがた通ってきた晴海方面を見る。

横から伸びているのが今しがた通ってきた工事中の首都高です。

こうしてみると、更地だらけの新豊洲と、高層ビルが立ち並ぶ晴海が対照的ですね。

しかし、中には

 

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こんな、いかにも「台場っぽい!」と感じるような建物も*2。正体は謎。

 

そんな中、うろうろしていると、ついに遭遇してしまいました。

 

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噂の!!!豊洲市場!!!

稼働開始すんでのところで移転が頓挫しただけあって、看板は勿論、建物もほぼ全て完成した状態でした。

この看板は青果市場に通じる入り口で撮影したものですが、門の名称が違うだけで、形状は全て同じでした。当たり前か。

 

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一時期は「平成の秘境駅」とまで言われた市場前駅も、

豊洲市場の建物が周りにできたことで、なんとか体裁を保っているような感じがします。

といっても、本格稼働はまだまだ先みたいですし、

その証拠に、

 

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行き先のない看板・・・

その奥には、出来上がっているのに開通していない道路も・・・

 

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こちらは仲卸水産棟、と思しき建物。

この後ろ側にもさらに建物は続いています。でけえ。

 

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こちらは水産卸市場棟。上に同じ。

入り口のところではなにやら工事業者の方がお仕事中でした。汚染対策中でしょうかね。

 

初めて豊洲市場の実物を見たのですが、市場というよりは、何かの研究棟のようなイメージを想起させる建物でした。メ○ルギアとかに出てきそうなダクトや通路もありましたね。

移転が始まるまではひっそりとしたまま過ぎていくのでしょうが、それにしてもほとんど誰ともすれ違うことがなかったので、人工物に囲まれ、整然とした中で聞こえるのは車の音と風の音だけという、ある種のゴーストタウンのような恐怖も感じました。つくづく不思議なスポットでしたね。

 

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豊洲市場を過ぎて少し行った先にある、富士見橋という橋から望む豊洲有明

流れているのは川ではなく、東雲運河といい、その名の通り東雲や辰巳の方まで続いているそうです。散歩には学びがある。

 

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反対側からはレインボーブリッジや芝浦方面が見えます。

 

このまま真っ直ぐ行くと有明テニスの森のあたりにでますので、それを避けるように右に曲がっていくと一般的に賑わっているお台場に出ます。

このあたりから人の往来がぐんと増えましたね。と同時に、お台場って1つの観光地として発展しているイメージが有りましたが、それってスポットが密集しているだけで、実際はほんの一部分だけなんだなあ・・・というのも歩いてみて実感しました。

できて何年も経っていますが、未だに更地の面積のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

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 そんな感じで、お台場海浜公園まで歩いてきたところで、前編は終わりにします。

後半はいよいよメイン、レインボーブリッジを歩きます。

 

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2016年個人的まとめ

手短に。

①Deファンとして

11年ぶりのAクラス、CS初出場という転換点となる1年であり、真の意味で希望を持てる1年だった。特に個人的には、チームの選手全員が、思うように行かない中で苦しみながら得たAクラスであることに意味があると思う。まさに総力で掴み取ったものであり、同時に巨人や広島、パ・リーグとの戦力差を痛感させられるものでもあった。

あれだけの濃密なシーズンが来年にどうつながるのか楽しみで仕方がない。筒香にとってはWBCも控える中で大変だと思うけれども、ぜひとも侍ジャパンベイスターズの両方で頂点に立てるよう導くような活躍を期待しています。勿論ぼくの推しメンであるところの関根大気くんにもね。外野手は筒香以外にも桑原梶谷乙坂ら競争が激しいですが、いいポジション争いを見たいものです。

 

②イベントファンとして

Neo_veneziaの2016年参加イベント一覧 (82) Eventernote イベンターノート

(個人的に)多すぎるので来年は減らしたいと思います。*1今年は茅原実里さんのために遠征というあたらしい技術を習得し、大阪や仙台に飛びました。来年は名古屋に初めて飛びます。

あと、個人的にはB'zのライブを見たくてうずうずしているのですが、いまのところ再来年の30周年LIVEPleasureを待つしかないっぽいのはつらい。ソロライブは平日ということもあり泣く泣く見送り。

・・・余談ですが、2016の個人的ベストイベントトップ5は以下です。今年もたくさん良い出会い、良いめぐり合わせがありました。キャプション略。

5位 LAWSON presents 豊崎愛生 3rdコンサートツアー2016 The key to Lovin' 〜銀河を散歩中〜 夜公演

www.eventernote.com

 

同率5位 Yui Makino 30 Selection

www.eventernote.com

 

4位 Azusa Tadokoro LIVE 2016 ~before the CUE DISTORTION

www.eventernote.com

 

3位 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story Brand new Castle

www.eventernote.com

 

2位 LiSA LiVE is Smile Always~NEVER ENDiNG GLORY~ 「the Sun」

www.eventernote.com

 

1位 Kalafina Arena LIVE 2016

www.eventernote.com

 

③社会人として

後輩ができて教えたり教えられたりすることが増えたり、客先に行って仕事をしたり、去年までの価値観をいい意味で変えることができた1年でした。
もともとアウトプットが苦手ではあったのだけれど、自分がやってきたこと、学習したことは不慣れなりにちゃんと残しておかないと消え去ってしまうということが嫌というほどわかったのでそれを継続してやっていきたいです。
でも、やはりやりたいことは見えないまま・・・

 

④アニメファンとして

そんなに本数は見ないけど、春にふらいんぐうぃっち・ルル子、夏にあまんちゅ!・サンシャイン・甘々と稲妻、秋にはユーリ・舟を編む・ユーフォ、ちゃんと自分に刺さる*2アニメがあって楽しく見れました。

特にふらいんぐうぃっちは久しぶりに原作を買い、円盤を買い、イベントにも顔をだすほどハマってしまいました。ああいうよつばと!みたいなほのぼのとした作品が個人的には好きみたいです。今年もこのぐらいのペースで楽しく見たいと思います。

 

⑤ゲーム好きとして

ペルソナ5に加え、年末にトリコ・龍が如くと大作のヒットが続き、自分は買っていませんがFF15も出て、PS4天下の年だったと思います。なかなか時間的制約からクリアまで至っていませんが、来年にはGRAVITY DAZE2やNintendo Switchも出るのでますます時間が削られ早く頑張らないといけません。頑張ろう。

 

2017年の目標

痩せる。

 

最後に

こんな辺境のブログを見てくださってありがとうございました。

来年も不定期になると思いますが、たまーにのぞきに来ていただければとおもいます。

では良いお年を。

*1:できるかな・・・来年すでに20近く決まってるんだけども・・・

*2:冬?ARIA the NATURALBlu-ray BOXがあったでしょ?

ブラスター学入門

この記事は Splatoon Advent Calendar 2016 - Adventar 21日目の記事です。枠が空いていたので飛び入りで参加しました。
こういった企画に参加するのは初めてなので、お目汚しなどあると思いますが、よろしくお願いします。

前日はdeathmetallandさんの「S+になれない理由」という記事でした。STGゲームという性質上、統計データを活用するのはスキルアップに重要ですね。

qiita.com

わたしのイカスペック

  • 現在ウデマエS(だいたい70~80ぐらい)
  • 最高ウデマエS+40ぐらい(未カンスト勢)
  • メインで使ってるブキは96ガロン(無印)
  • 射会を友人にやらせてもらってハマりだしWiiU本体を買う→発売日から楽しんでいます
  • ガチマはもっぱら野良オンリーです(ともだちがいないの・・・)

 

はじめに

皆さん御存知の通り、Splatoonのガチマッチにはガチエリアガチヤグラガチホコバトルの3種類のルールでランダムにローテーションされています。

自分などは、このルールによって勝率に如実な差が出るタイプで、

  • ガチエリア:とにかく脳筋のごとくエリアを塗り、自分がエリア内で死なないよう心がければなんとかなる
  • ガチホコバトル:運んできたら全力で倒し、誰かが持ったら全力で道を作る。とにかくアシスト
  • ガチヤグラ:乗ったら死ぬし、乗るの待ってたら誰も進めないし、なんやこのク●ルール・・・

という具合に、上から順に勝てなくなっていくことが多く、
特にガチヤグラについては、ちゃんと統計を取ったわけではありませんが、Sに落ちてからも惨憺たる戦績を残し続けていました。*1

そんな中、ガチヤグラをプレイしていたとき、「他プレイヤーは一体どんなブキを使っているんだ・・・?」とつぶさに観察してみました。

その結果、とある種類のブキを持つプレイヤーが異様に多いということに気が付きました。

 

それがブラスターです。

 

それまでの自分は、「え、ブラスター?ああ、あるよね、使ったことないけど」という程度でしたが、
「まあみんな使ってるし」という不純な動機で使ってみると、

 

どこに向けて撃ってもただまっすぐ飛んでいく暴力的な弾道や、

相手にうまく弾がヒットしたときの「ガキィン!!*2という脳汁あふれるSE、

まともにエンカウントしたら一発で当てられないとほぼ終了という極端な長所と短所のトレードオフ・・・

 

これほどロマン溢れるブキとは知らず、めっちゃ楽しいブキだということに、プレイを初めて1年半近くたって初めて気が付きました。

勿論、シューターのように連射がきくわけではありませんし、チャージャーみたいに射程が長いわけでもなく、
ローラーとは違い懐に入られたら潰されます。

実際自分も、何度もク●ブキ認定して逃げようかと思いました。なれないうちは我慢です。

 

というわけで、このたのしいたのしいブラスターを扱う上で何に気をつけたらよいか?という私感を書いていきます。

ブラスター握り始めてまだ2ヶ月そこらなので、やりこんでいる方からしたら「そんなの当たり前やん・・・」という点があると思いますが、そこはスルーするか、優しく教えていただけたら嬉しいです。

 

 分類

本作のブラスターは、そのブキ性能やサブ/スペシャルによって攻撃寄りブキなのか、守備寄りブキなのか大別することができます。

 

 

攻撃寄りブラスターの筆頭格といえるのがノヴァブラスター一族でしょう。

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暴力的な火力はそのままに、高い連射性能を持っていますので、ガチマッチでよく見られる敵味方が密集して乱れ打ちしている地帯でも、高い制圧力を持ちます。前線を押し上げる役割として有用です。

懐に潜り込まれても戦えるという、数少ないブラスターでもあります。

他にも、自分が愛用しているホットブラスター系統も、最前線に出る、という役割は難しいですが、サブでプレッシャーをかけつつ、相手を倒すことに特化したブキです。射程が中途半端過ぎて器用貧乏などとよく言われますが・・・

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立ち回りについては後述します。

 

 

一方、守備寄りブラスターの代表格がラピッドブラスター一族です。

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こいつらは、他のブラスターと比較して射程・連射性能が上がっていますが、威力ががくんと落ちています。直撃でも倒せません。

そのため、一定の距離を保ちつつ、間合いに踏み込んできた相手に落ち着いて当てつつ、じわじわと仕留めるという戦い方になります。

 

ロングブラスター系統も、ラピブラ同様、長い射程を活かして牽制や動きを封じる守備的ムーブが主ですが、
カスタムやネクロなどは攻撃的なサブ/スペシャルを持っていますので、自陣側に陣取りつつ、相手の隙をついて一気に攻め上がり不意打ちを喰らわすという、往年のギリシャサッカーのような展開が可能です。

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懐に入られたときのリスクは大きいですが、こちらは直撃で落とせますので、ワンチャンない・・・わけではない。

 

担ぐ前に抑えるべき?こと

何と言っても、弾道とダメージ判定はこの武器の大きな特徴です。

ブラスターは基本的にどの方位に撃っても弾道はまっすぐ飛んでいきます。途中で落ちたり曲がったりしません。ある意味物理の法則を無視した弾道です。

この弾、金網類は貫通して飛んでいきます。目安としてはイカセンプク状態で通り抜けられる箇所全般のようです。これを自分は知りませんでした。*3

さらに、ダメージ判定も、先端の爆発地点が最大火力となっています。ですので、ブラスターを扱う上でまず把握しなければいけないのは「射程と先端」でしょうか。さんぽやトレーニングなどで試してみると良いでしょう。*4


ブラスターがかなり苦手としているのが、壁塗りです。先端を壁ぎりぎりに合わせられれば広範囲を塗ることができますが、そこそこの精度を求められます。
サブ/スペシャルで対応するか、味方に塗ってもらうか・・・高所に強いのがブラスターの強みではありますが、自らが追っていくのは不得手でもあるのです。

 

立ち回り

スタート直後は多くの場合、向かってくる敵を視認しやすい地点を確保したら周囲を固めて自エリアを確保しています。塗りに徹することはしませんが、ブラスターにとって退路を確保することは至上命題だからです。

その後は相手の攻め具合に応じてラインを変えながら、距離には余裕をもって上がったり下がったりします。モズク農園やショッツル鉱山などのような、比較的裏に回りやすいステージ、攻め口が複数あるステージの場合は、味方の動きに気を配りながら、見るポイントが極力少なく済む位置で対応します。

ブラスターを扱う上での鉄則は「相手に先手をとられないよう先手を取ること」だと思います。理由は単純で、最短で落とすためには精度が求められる上、一発で仕留められなかったときのリカバリーが難しいからです。

先手を取ると言っても様々な方法がありますが、やはり物陰に隠れて現れたところを不意打ち、とかでしょうか。とにかく相手の死角をついて戦うこと、正攻法で真正面から攻めないことが肝要です。

大きく攻め込まれた場合・・・打開は・・・残念ながらこのブキ、向いていません。少なくとも自分はそう思います。反省しながら塗り直しましょう。次頑張れ。

 

おすすめ

ブキの扱い方はなんとなくわかった。では全くブラスター初心者の人が担いでいくならなにが一番いいのか?

自分がおすすめするのはホットブラスターカスタム(ホッカス)です。

一部ではロンタムの下位互換などと揶揄されていますが、個人的にはブラスターとはかくあるべき、という基本の基が学べる良ブキではないか?と思っています。

ポイズンセンサーであぶり出し、ターゲットを狙って攻めるのがこのブキの戦い方の鉄則になります。当たり判定や射程について、視認しながら確認できるのはブラスターを習得する上でかなり助けになりますし、仕留めきれなくても味方全員にマークされることになりますので敵の足を妨害することにもなります。

反面、射程が短いので*5常に懐に回り込まれないように不用意に攻めすぎないよう注意する必要はありますが、万が一危なくなったらバリアで逃げたり、悪あがきをするのは十分可能です。攻撃と守備、両者がほどよいバランスで両立しているのがこのブキ最大の魅力です。

選択するギアはスペシャルを強化する系統がよいと思います。塗りポイントは稼ぎづらいブキなので、ゲージを上げられるギアは有効です。

また、なれないうちはインク管理が疎かになりがちなので、インク減少量をケアするスキルでもプレイのやりやすさが変わってくるでしょう。ポイントセンサーによる索敵効率を上げるため、ボム飛距離アップでもよいかもしれません。

 

慣れてきたらロングブラスターカスタム(ロンタム)もよいでしょう。メインは守備寄りになりますが、爆風まで含めれば一部化物みたいな射程を持つシューター*6以外には射程で勝りますので、安定して戦えるのは強みです。スプラッシュボムやダイオウイカを使った突破力も魅力です。ピンチでのワンチャン力もありますし。

反面、メインもサブもインクリソースを喰いがちなので、回復力やサブ消費減少などをつけられるとベストです。ダイオウイカを使って攻めていきたいならスペシャル時間増加も選択肢ですが、攻める時間が増える分、やられるリスクやカウンターを喰らうリスクとトレードオフになります。或いは攻撃力アップで2確の範囲を広げるのもいいかもしれません。ぼくは試してませんが。

 

終わりに

以上、ブラスターについて長々と、私観ですが書いてみました。

最初はガチヤグラ専門で使っていたのですが、徐々にガチホコでも勝機を見いだせるようになってきました。自分も含め、性質的に嫌われやすいブキではあるのですが、扱ってみると他の武器にはない駆け引きがあります。

先述しましたが、直撃したときのSEは目覚ましにしたいほど脳に働きかけてきます。(今のブキにもそろそろ飽きてきたな・・・)と思ったらぜひ担いでみてください。意外と楽しい世界が待っているかもしれません。

 

明日はsyyamaさんによる「ギア交換所を1年間運用してみた結果www」です。

*1:まともに櫓にシールド乗せられない96デコ使いの自分なんて戦犯以外の何物でもないんだよなあ・・・

*2:これのためにブラスターを使っていると言っても過言ではない。

*3:自分のリアル知り合いにも知らなかったという人がちらほらいました

*4:実践で体得するという選択肢もありますが、ウデマエが落ちても保証はしません・・・

*5:スシやバケツに単純な射程では負けています

*6:96,ジェット,プライム

小噺

デレマスの4thライブに行ってきたはなし

今更の話題にはなりますが、デレマスの4thライブがSSAで行われ、ぼくは運良く2日間とも当選したので行ってきました。
率直な感想としては、「2.5次元に迷い込んだ気分」でした。個々のアイドルが過去のカードをモチーフにした衣裳を着て登場するのは初とのことで、担当アイドルは失神ものだったんじゃないでしょうか。中の人も外の人も個性丸出しで面白かったし、サプライズも両日とも本気でしたね。すごいぞバンダイナムコゲームス、すごいぞサイゲームス。
「誰もがシンデレラ」の名に相応しい、全員が輝いていた素敵な2日間だったんじゃないかなと思います。
デレステの方ではイベントもやっておりますので、程々に頑張っております。やる気・・・

 

ガッキーが可愛すぎるというはなし


[新ドラマ]新垣結衣×星野源の「恋ダンス」 先行映像 10/11スタート 火曜ドラマ 『逃げるは恥だが役に立つ』【TBS】

 

かわいい!!!!!!!!!!!!
福山雅治が何をしても、何を言ってもかっこよくなるように、今のガッキーなら何をしてもかわいく見えるのでしょう。どんな徳を積んだらこんな可愛い人に生まれることができるのか知りたい。
ぼくはBメロサビ直前の「デ・デ・デデン」のところで首を傾げるガッキーが最高に好きです。かわいい。

 

無性に何かが食べたくなるときの衝動は怖いというはなし

最近、チキン南蛮が食べたくて食べたくて仕方がありません。気がつくと「チキン南蛮 美味しい」「チキン南蛮 おすすめ」「チキン南蛮 都内」などでググってしまいます。
完全に個人の主観なのですが、日本三大大衆ランチというのが自分の中にありまして、豚肉生姜焼き・鶏の唐揚げと並んでチキン南蛮があります。肉ばっかだな。
要は「値段や店によってピンキリはあれど、どこで食べても期待を大きくそれることはない」ご飯です。もしそこで期待がそれるようなことがあればそれはメイン以外の何かが壊滅的にまずいとかそういうやつです。*1
チキン南蛮の何がいいかというと、甘すぎず、すっぱすぎず、鶏の唐揚げに絶妙にマッチする甘酢と、まるで自分が主役であるかのような、下の鶏肉とはまた違った色彩を放つタルタルソース、この組み合わせです。*2
唐揚げといえば、衣はサクサクと、中の鶏肉のジューシーさが一定の指標ですが、チキン南蛮にはそれは当てはまりません。サクッとした衣も良いが、甘酢がひたひたに染み込んだ衣もまた味がある。タルタルソースもまた、下の鶏を引き立てるあっさり感か、ピクルスの食感をアクセントにできる角の立ったソースか・・・どちらも美味しくなるので不思議です。
お店の数だけ、源流から汲み取った我流のチキン南蛮があります。みんなちがってみんないい。同じものばっかり食べていたら病院のご厄介になりそうな懸念はありますが、それでも自分を捉えて離さない魅力が、チキン南蛮にはあるような気がします。

*1:お米が硬すぎてたべられたもんじゃないとか、味噌汁が・・・とかです

*2:余談ですがタルタルソースを考案した人は冗談抜きで人類史に残る偉業だと思うので、銅像を建てて下々の者共に参詣させるべきだと自分は思います

tomorrow is another day.

今日、ベイスターズの2016年シーズンが終了しました。

 

昨年、首位から転がり落ちるように最下位に落ち着いたチームが、今年はどこまでやれるのか。
戦力補強といえるのはルーキーの今永と戸柱、ロマックとペトリックの二人の外国人、監督と何人かのコーチの刷新。つまりは未知数。
「WE PLAY TO WIN」というスローガンは、去年耳にタコができるほど聞いた「あとは勝つだけ」を彷彿とさせる。順位的には、決して期待できるような状態ではなかったと記憶しています。

 

事実、開幕してから4月中は馬鹿みたいに負け続けました。
なにしろ打線が起きてこない。1番白崎はいつの間にかどこかへ消えていき、筒香がホームランを飛ばせど空砲に終わる。
何度好投した投手の頑張りを無にしてきたか。梶谷の復帰だけがファンの心の拠り所。それでも沢山の客がハマスタに駆けつけていましたが、一方でまた今年もパッとしないまま終わるのかという恐怖もよぎりました。

梶谷が戻ってきて間もなく、打線が息を吹き返しました。本人はなれない打順に四苦八苦したり、相変わらず、時折見えるやる気のなさげに見えるスイングはファンを落胆させました。それでも彼の俊足はいくつもの好プレーを呼び、そのプレーに触発されるように、チームは少しずつ噛み合い始めていました。

「監督に就任したらパフォーマンスは封印する」といっていたとおり、エモーションを前面に出す中畑前監督とは違い、ラミレス監督は試合中ほとんど表情を変えず、ウインドブレーカーに手を突っ込みながら試合をじっと見つめていました。その姿にほんのりと、頬杖をつく権藤博監督の面影を感じるぼく。*1
その監督が「交流戦までに借金を返済する」ときた。これは1つ彼に乗せられてみるか。すると5月、あれよあれよと勝ちまくり借金を本当に返済してしまった。
石田や今永が投手陣を引っ張り、熊原が鮮烈に一軍デビューしたり、野川の出囃子でレスキュー!と叫んだのもこの頃でした。

交流戦はなかなか安定して勝てず、連勝したり連敗したりの日々が続きました。5割いけるかと思ったら楽天日ハムにボコボコにされたりとかね。なんとか3位にいるという感じでしたが、いつBクラスに落ちてもおかしくないなと思いながら見ていました。なかなかもどかしい中でチームを支えるピッチングを見せてくれた久保や山口は希望の光でもありました。

そこに現れたのが筒香嘉智。7月の筒香は敵将・緒方監督の言葉を借りるなら”神ってる”状態でした。彼の一振りで勝った試合もたくさんありました。彼のお陰でチームはぐいっと3位の座を引き寄せました。
8月の山崎康晃大乱調、Aクラス攻防の阪神戦被3タテ、ピンチも波も有りましたが、その度に土俵際で踏みとどまって戦ってくれました。そして雨中の9/18を迎えるのです。

 

去年のことがありましたので、CSなんて決めるまでは信じないぞと思っていましたが、1つ勝つたびに現実味を帯びてくる「3位」というポジションは、CSという制度が始まってからずっと、自分たちにとって「無縁だった」ところで、それがだんだん「喉から手が出るほどほしい」に変わっていくのを多くの人が感じていたのではないでしょうか。今までだったら、「今年のドラフトどうする?」を居酒屋で論じていたはずなのに、まだ応援できるなんて。
ぼくはスタジアムのファンの声援からそれを感じていました。”君たちは今までどこにいたの?”というくらいたくさんの、ベイスターズファンがスタジアムを埋め、ネットの中継に集い、攻撃しているときも、守りについたときも、いつ何時でも声援を送り続けていました。間違いなく、チームの力になったことでしょう。

 

3位から、ある意味真の挑戦者として挑んだCSは、巨人戦も広島戦も、文字通り激闘でした。
エース山口俊の影に隠れながらも、しっかりと自分のピッチングでチームに勝利を呼びこんだ第二のエース井納。攻守で要としてチームを底上げしてくれた倉本。ファームでずっとやってきた努力を決勝タイムリーという形で実らせヒロインを掻っ攫う嶺井。骨折してもなおハッスルプレーを見せる梶谷。最終盤で肉離れにより離脱し、今季絶望かと思いきや必要なときに颯爽と戻ってきてピシャリと抑える須田。筒香の次を任され、重圧の中天性と努力の打法でヒットを積み重ねてきた宮崎。スタメン起用即2ランで終戦を止めたエリアン。
2冠王になった筒香や、9月の大ブーストでコンディションを上げているロペスはまともに勝負してもらえないかもしれない。そんなプレッシャーの中で、ここに名前を挙げていない選手を含め、一丸となって必死に戦っている姿は多くのファンを揺さぶりました。

それでもカープとの間には、チームとしての力に大きな隔たりがあったように思います。本当に強かった。
ジョンソン野村にほとんど無抵抗のまま打線がやられてしまったこと。ロペス筒香が完全に封じられてしまったこと。田中広輔というシリーズ男の存在もあったように思います。
この差をあとどれくらいで追いつき追い越し、ひっくり返せるのかどうか、ぼくには分かりません。それでもチームにとって、負ければ終わりという環境下での戦いが、選手にとって貴重な財産になり、この経験が土台となってこれからのベイスターズに活きていくと思います。というか、常勝球団になるならそれしかない!

ぼくはこの短期決戦の中で、何年ぶりかに「負けるのが怖い」という感覚を味わいました。シーズンが終わってしまう。あのプレーが水の泡になってしまう。それでもファンにできることは選手たちを信じて、応援すること、それしかない。
恐怖と隣り合わせにある快楽に、ぼくは酔いました。そしてそれは、勝つことでしか報われない、あまりに明確で、残酷な世界でもありました。しかしそれでも、このチームにとって新たな足跡を残してくれたこともまた事実です。

暗黒時代からの脱却。偶然にも杜野まこさんが今日のモバマスのライブ中、同じ言葉を使っていましたが*2、「脱皮」です。ファンもチームも、次のステージに向かって行くために、ようやく新しい皮を手に入れました。それを誇りに、来年は「本当に強いチーム」としてのベイスターズが見られることを楽しみにしています。

 

最後に、今年本当に頑張って、ぼくらファンに夢を見せてくれたナインの皆さんに、この歌からお借りして届けたいと思います。

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泣いて 泣いて またいつか泣きやんだら

小さな胸をはってもいいんじゃないか

どうやったって 毎日は過ぎるし

くやしさ 少ないほうがいい 

 

*1:そういえば権藤監督も、優勝したときはルーキー監督でしたね。結局、監督としてチームを率いたのは横浜での2年間だけだったわけですが、今のベイスターズをどう見ているのか、気になるところですね。

*2:衣装のブーツが壊れてしまったことをこう表現していた。やはりあの方は素敵指数が高い。