猫も杓子も記事を書く

140文字ではかけないことをかこうと思います。

「ぼっち」がもたらす歪みと愉悦

はじめに

この記事はチラシの裏 Advent Calendar 2017の15日目の記事です。なんとなくふらふらしてる自分にぴったりのテーマだったので、参加しました。あとは勢いです。

 

adventar.org

 

自己紹介

初めましての方もいると思うのでイントロデュースマイセルフをしようと思ったのですが、まあTwitterを見てもらったほうがよく分かるのではないかと思ったのでそっちを貼ることにしました。声優とか音楽とかゲームとか野球を見るのとか、最近はアイドル見たりするのとかが好きな人です。インドアなのかアウトドアなのか。ちなみに壊滅的社交性と壊滅的コミュ力故、大学を<※禁則事項です>回留年していて、今は奇跡的に社会人をやれています。

 

twitter.com

今回はそんな社交性についての話。

 

 

上述したように、自分には少なからず趣味があって、家に帰ったら好きなアーティストのライブ映像を見たり、或いは今年話題のswitchを引っ張り出してゲームをしたりしています。1人で。ひとりで。

親の影響といえばB'z好きになったことぐらいですが、父親はファンクラブの会員番号が4桁であるというところからも分かるくらいの古参ファンで、それを受け継ぐような形で自分もファンになりましたが、ここ数年のあいだに当の父親はファンクラブを休眠していて、もはや勝手に脱会させられていてもおかしくないレベルです。ライブに行くのも自分だけになりました。

一方で、救いのない声優クラスタでもあるのですが、そもそもの入りは友人に勧めて貰ったというところがあります。しかし、そのうち声優楽曲に真剣派閥へと突き進み、アニメやラジオの方にはほとんど触れなくなってしまい、自分と話の合う知り合いは1人もいなくなりました。嫌いになったというわけではないんですけどね。

野球を見るのも好きです。やるのは好きじゃないけど。主にプロ野球を見て、そのうちのとある球団に並々ならぬ肩入れをしているのですが、これも小学校の時、自分の周囲のクラスメートが端から端まで野球好きで、休み時間の話題についていけないままクラス内カーストの底辺に落伍することを恐れて見始めたのがきっかけです。が、今自分の周りで同じように野球を見てる人はいなくなってしまいました。球場にも1人で行くし。

 

こういう生活を続けていて気づいたことなんですけど、だんだん自分の感性を頼りに生きていくようになるんですよね。新しいアーティストに触れるようになるのも、イベントに参加するのも、そういう情報を収集するのも、すべて自分の手によるところが大きくなります。それができるようになったのはやはりtwitterみたいなネットの力がでかいと思います。今や手のひらの上でいろいろできる時代ですから。

同時に1人で何かやることに対して抵抗がなくなります。映画、カラオケ、焼肉、居酒屋、旅行などなど、これ全部1人でできるようになったことです。最初は当然抵抗はあるんですけど、だんだん「好き」のほうが勝るようになって、どうでもよくなる。まあ楽しいんですよね、1人でなんかやるの。周りと協調する必要ないし、気分次第で突発的に行動できるし、なんでも自分の自由と責任のもとにできるし。あと数年拗らせれば某夢のテーマパークに単身で乗り込むのも夢ではないかなと思っています。まだここには抵抗がある。あの空間は眩しすぎる。まあそれ以前にそこまでそそられないというのもありますけど。

もちろん失うものもたくさんあります。交友関係は大きく狭まりましたし、恋愛観もかなり希薄になりました。妙に財布は軽くなるし、未来は見えないままだし。まあでも、今が楽しけりゃそれでいいやーっつって刹那的に享楽的に生きてるような人間なので、まあいいや、みたいなね。

 

まあ本当にチラシの裏みたいな内容になってしまいました。孤独はSNSとかで容易に紛らわすことのできる時代になり、1人でできることは増えたかなと感じます。だからこそ自分を変に塞がないこと、追い込まないことが大事です。生きる糧をうまく使いながら、強く生きましょう。おわり。

 

マイ脳みそ溶かされた音楽アワード2017

はじめに

この記事は脳みそ溶かされた音楽 Advent Calendar 2017 9日目の記事です。初めてですがよろしくお願いします。過去記事も作業のお供にぴったりなものばかりですので是非どうぞ。

 

adventar.org

 

今年も通勤中・仕事中・家でリラックス中等々、たくさんの音楽に出会い、聴いてきた中で個人的に刺さった音楽を上げていきます。一つに絞れなかったので部門ごとに上げることにしました。

なお、本来の意味での「脳みそ溶かされた」とは異なるものが多々ありますがあしからず・・・

 

受賞作一覧

邦楽ロック部門 「CHAMP」B'z

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おいおいいきなりどメジャーかよ!と思われた方、正解です。今回上げる曲はほとんどこういうのばっかです。ごめんね。

この曲は何と言っても歌詞です。来年デビュー30周年を迎えるバンドが走り抜けてきた前人未踏の道、潜り抜けてきた関門、それらを経験してきた彼らにしか歌えない、威信に満ち溢れたフレーズの数々。

I'm a champ, I am a champ

圧倒的じゃなきゃいけない

I'm a champ, I am a champ

その他大勢じゃ意味がない

ぶっちぎる ぶっちぎる

かっこよすぎて脳髄が漏れそうです。リリースされたばかりの新作「DINOSAUR」の中でもぶっちぎりで好きな曲です。余談ですが、本アルバムの表題曲「Dinosaur」のイントロはかの有名な「LOVE PHANTOM」のそれより長いです。その話Dinosaurの前奏より長い?

 

アニソン部門 「青空のラプソディ」 fhána

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1回聞いただけで虜になりました。MVもほとんどつなぎ目がなくて大掛かりな作りになっている中で、バンドメンバーもダンサーも楽しそうなのがいい。

余談ですが、オザケンに影響を受けているのは作曲の佐藤純一さんが言及したりしています。ぼくはこのあとオザケンの世界に入っていったのですが、なるほどリスペクトしてるんだなというのがわかるつくりになっています。

yoshidahisanori.com

 

 

キャラソン部門 「cherry*merry*cherry」 緒方智絵里(CV: 大空直美)

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出ました!ほんとうの意味での「脳みそ溶かされる」曲です!今年のじゃないけど!

風色メロディというしっとりした流麗なバラードの前作からウキウキ感がシンセにあふれでるポップ、最高。時折聞こえるちえりんのウイスパーもたまらん。悶絶。

この曲に限らずモバマスのキャラソンはいい曲多いのでぜひ・・・

 

邦楽ポップス部門 「Love is All Around」LOVE PSYCHEDELICO

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新作の報は駅の広告で見て、何も知らなかったので思わず叫んでしまいました。このアルバムに限らず、ボーカルKUMIさんのボーカルはメロディラインの一部として完全に溶け込んでいて気持ちがいいです。

 

インスト部門 「Arabesque」 ADAM at

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↑曲は違いますが、この楽曲と同じ「Echo Night」に収録されている楽曲です

 

「ピアノロック = 末光篤」みたいな概念だった自分に今年一番刺さったインストゥルメンタルアーティストでした。ピアノだけが浮いてるわけでもなく、他の楽器の音が押し上げているわけでもなく、一つのグルーブとして耳に飛び込んでくるのがたまらないです。

 

おまけ

「最も脳みそ溶かされた音声」だったら優勝はぶっちぎりで能登麻美子さんなんですけどね。声帯からマイナスイオンが出とる。

能登麻美子 おはなしNOTE

 

今年もアニラジアワードの投票が始まったので「能登麻美子 おはなしNOTE」に清き一票を投じましょう。(今年初めて言った)

aniradiaward.com

 

 

タドコロックの話とM-1の話

この週末は、土曜日に日帰りで大阪行って田所あずささんのLIVEを見て、日曜日は日がな一日スプラトゥーンやって、飽きてきた頃に欅のイベント回しつつM-1を見てました。飽きるのが遅かったので録画を追っかけ再生で、追いつく頃には終わって30分ぐらい経ってましたがちゃんと全部見ました。とろサーモンおめでとうございます。個人的にはあらびき団殆ど見たことなくて、笑わず嫌い王に出てたよなあというのが印象深いです。あれはいつだったか。

 

今回はこれらの感想を書きます。ネタバレ気をつけてね。

 

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「信じる」ということ。

終わったという実感が今になってようやく湧いてきました。

 

福岡ソフトバンクホークスの皆さん日本一おめでとうございます。

正直めちゃ強くて、先週の土日は2つ負けて、本当に生きた心地がしなかった。それでも土俵際から2つ勝って、今日もいけると思った。内川にホームランを打たれるまでは。
まさに覇道の野球だった。このチームを倒さないと日本一はないんだなとも思った。本当に「強かった」。すごいチームです。本当にすごい。

 

そして横浜DeNAベイスターズの選手・コーチ・スタッフ・ラミちゃん、本当にここまでお疲れ様でした。本当に素晴らしいポストシーズンでした。いい思いをさせてもらいました。本当に本当にありがとうございます。ぼくからかけられる言葉はこれだけです。堂々と胸を張って横浜に帰ってきてください。

 

19年間の思いは大きくて、チームが、そしてファンが、去年の雪辱、そしてその先のステージを夢見て、9月から「OUR TIME IS N.O.W」という新スローガンまで掲げて選手やコーチを鼓舞し続けました。時にそれが重圧になったりもしたのではないでしょうか。おそらくそれは本当の意味で去年を乗り越えるために、野球の神様が与えたもうた最後の試練でした。それを見事に乗り越え、CSでも日本シリーズでも、臆せず怯まず、堂々たる戦いをやってくれました。それだけでもう、本当に応援してきてよかったです。嬉しい。

 

今年は運良く、日本シリーズの3戦から5戦まで、全て現地で見ることができました。本当に最後の最後で、こんな選手の躍動する姿を見れて幸せでした。

 

https://www.instagram.com/p/Ba6gEzGFZxT/

いやーーーーーーーー悔しい。

 

 

https://www.instagram.com/p/Ba9DAXElufx/

ハマちゃんジョーくんプーさん…他のみんなも…ありがとう…😭😭😭😭😭

 

 

https://www.instagram.com/p/Ba_puixFmZi/

今年のベストゲームでした。ダントツです。ベイスターズすごい。

 

終わってしまった今、悔しさもあります。レギュラーシーズンやCSとは明らかに違う空間の中で、悔いの残るプレーもいろいろありました。ぼくが一押しの選手、関根大気くんはベンチに入っていながら、ほとんど試合で出ることはありませんでした。

でも、ホークスの胴上げを見つめる選手やコーチたちを見て、何も言うまいと思いましたし、自分の中に残っていた悔しさは全部選手に託すことに決めました。終わってしまったことは仕方のないことです。この経験を必ず来年の戦いに繋げてくれるはず。一点の曇りもなく、そう信じることができます。今の横浜DeNAベイスターズとは、そういうチームですから。

去年の置き土産を今年見事に横浜に届けてくれたように、今年も「日本一」という、大きな大きな置き土産ができました。それをまた、横浜に届けてくれるまで、ぼくは何年だって待ちます。

今日は思い切り泣いて悔やんで、そして明日から、20年ぶりの日本一へ。

ぼくは来年も、横浜DeNAベイスターズを応援します。

 

 

2017/10/24

 

この間のことのように思い出す、去年のクライマックスシリーズ

東京ドーム。あのプレーがなければ、あの一球がなければ、負けていたかもしれない。そんな薄氷の勝利の連続だった。そして思い知らされました。あれが勝負の「あや」だったのだと。

乗り込んだマツダスタジアム、広島相手に王者の力を見せつけられ、「あや」はもう、ほとんどなかった。点差以上の、目に見えない歴然とした差がありました。

それでもファンは讃えました。自分も含めて。初めてCSで戦うチームの勇姿を、ナインの激闘を、その目に焼き付けて。来年は少しでもこの経験を力に変えて、一回り大きくなったチームを、見せてほしいと。

 

 

あれから丸一年が経ち。

ほんの少しの希望と、覆い尽くすような不安の中、始まった2017年のCS。

見たことのないチームがあった。

誰かが打てなくても、誰かが補って点を取る。

誰かが抑えられなくても、誰かが補って流れを断ち切る。

シーズン中の成績も、相性も、関係なく。

全員が全員のために戦うチームが、そこにありました。

 

 

正直に告白します。

3位が決まった時、日本シリーズはおろか、甲子園を勝ち抜くことすら難しいのではないかと思っていました。強力リリーフ陣。侮れない打線。埋め尽くす熱心な虎党。相性の悪い阪神タイガース。勝てるのか?

でも予想に反して、チームは勝ち抜いた。

選手が泥まみれになりながら掴んだ白星を、みんなで喜びあった。

 

ファイナルステージが始まる前、去年のことが過ぎりました。シーズン、ほぼ互角に張り合ってきたとはいえ、相手はカープだ。あの強力打線、本拠地最強を誇る、広島東洋カープなんだぞ。勝てるのか?

でも予想に反して、チームは勝ち抜いた。

全員で勝つという気迫・執念・戦術。

勢いと実力で掴んだ白星を、今、みんなで喜びあっている。

 

 

19年。19年だぞ。

19年ってさ、長いんだよ。

オリンピック、ほぼ5回分。

衆議院選挙、7回やってる。(調べた)

今年の大学1年生は、まだ生まれてない。そんな、19年。

その間に、あの球団やあの球団は、何回優勝した?何回日本一になった?

横浜銀行と誂われ、 お笑い球団と謗られ、横浜高校のほうが強いと罵られ。

OBからも見放され、ファンも離れ、横浜スタジアムは閑古鳥、強さは変わらないけど、毎年のように変わる監督。親会社も変わった。

その空白の間に、ベイスターズに来て、ベイスターズを去っていった選手が、たくさんいる。海の向こうにもいる。

きっと、その人達の思いも乗せて、ここまできたんだと思う。

 

 

実感はまだないです。

明日になったらわかるのか。

日本シリーズが始まったらわかるのか。

まだ、わからないです。

確実に今言えるのは、「まだ、終わっていない」という、それだけ。

 

 

この先は19年前に通った道。その時を知る選手はいない。

みんなにとって初めての道。やっぱり不安もある。それは自分も同じ。

だけどもう、勝てないかもしれないと、弱気になるのはやめました。

ここまできたら、このチームを、横浜DeNAベイスターズを、信じるしかない。

それは、福岡ソフトバンクホークスが相手でも、関係ない。

内川聖一だろうが、吉村裕基だろうが、工藤公康だろうが。

3位だろうが、14.5ゲーム差だろうが、赤かろうが、青かろうが。

一切合切関係ない。

セントラル・リーグの代表として、選手とともに、戦う。

 

 

あと4勝。

その先に、チームが、ファンが、みんなが、

本当に求めていたものが、あるから。

 

 

「全てはこの時のために」

 

 

水曜日のダウンタウンが求める笑いとは

www.tbs.co.jp

 

先週の「水曜日のダウンタウン」の例のクロちゃんのくだりが某ブログを中心に結構な話題になっていたので、自分も録画してあったのを見ました。こういう時全録画テレビはあとからキャッチアップできるので助かる。皆さんも買いましょう。なおクロちゃん以外のパートは見ていません。そこ目的なので。

 

何で笑おうとするのか

結論から言って、自分にはそこまでげらげら笑える内容ではなかった。初見はほとんど笑えなくて、驚きとか悲しさのほうが強く、ワイプに映った千原せいじが真顔で言った「これあかんのちゃうん」のときの感情が自分に一番合っていたように思います。むしろあの状況を目の当たりにしながら淡々と家具を運び出す三四郎小宮の肝の強さ、リアクションの小奇麗さが逆に奇異に見えてそちらの方に笑いました。 
そのまま2回3回と見るうちにクロちゃんの行動が自分の脳内で処理できるようになってきたからなのか、泥酔した彼の引き起こす事象と映像効果(字幕とか、SEとか)が噛み合って、ベッドに潜るモンスタークロちゃんで笑えるようになりました。

あれでゲラゲラ笑う人と、引きしながら苦笑する人。スタジオで見てるタレントのなかでも反応が分かれてましたが、見てる対象が違うんだと思う。
その中でも松本人志は机をバンバン叩くぐらい笑いながらも女性タレントの「切ない」「かわいそう」「どうしたの」というリアクションにもきちんと相槌を打っていて、ああこの人はだから売れたんだなと今更理解しました。こと笑いに関して感性が鋭すぎる。いろんな人の笑いの引き出しを持ってるんですよきっと。

人間の本性が一番出る状況というのはどこなんでしょうか。あのVTRのように、泥酔したときに見られるのが本性だとするならば、あれは間違いなくピエロの仮面の内側を見てしまったような、言ってしまえば「見てはいけない物を見た」という感覚が近いのかもしれません。

しまいには目が覚めた後のクロちゃん。あの様を見てると絶対記憶ないですよね。あの所作が、泥酔した彼の奇行の数々の無意識さを裏付けているような気がして鳥肌が立ちました。

演技ではないかというコメントを見ましたが、自分にはどうしてもそうは見えませんでした。逆にどういう台本を書けばああいう行動を引き出せるのか知りたい。もし演技なのだとしたら自分は彼が似たような企画でいじられる限り、半永久的に騙され続けることになるでしょう。

常軌を逸した者同士の戦い

もう一つ、あの映像ってクロちゃんの自宅内はほとんどが定点カメラからの映像でしたよね。まあもちろん各所に許諾を得た上でやってるんでしょうけど、そんな経緯はパブリックにする必要はないわけで、それを抜きにして「部屋の中に取り付けられた複数のカメラによって自宅を映され、それを公共の電波に乗せられる」というのは、やっぱりやってることが常軌を逸してますよ。プライバシー云々とか、やめるべきとかそういうことではなくて、発想がぶっ飛んでるっていう話。
これはスタッフだけじゃなくてクロちゃんもそうです(し、同じことをされてる他の芸人さんもそう)。そこまでして笑いがほしいのか、どんな人参がぶら下がっていたらそこまで身を削ることができるんだという。自分と全く違う感性を持った人間に対する圧倒される、理解に苦しむ感じ、あれに似てます。しかもそれが自分も他の番組で知ってるような有名な芸人ばかりだからなおさら怖い。一体どんな関係性を持てばあんな映像が撮れるのか。

自分にとって壮絶なインパクトになったバラエティー番組というのがいくつかあって、キャラクターに扮した姿を見て笑う「笑う犬」や「めちゃイケ」や「はねトび」、単純にコントや漫才などのお笑いという芸能分野を鑑賞してで笑う「エンタの神様」や「オンエアバトル」、芸人やタレントなど人をテレビ的に転がされる様を見て笑う「しゃべくり」や「みなさんのおかげでした」などがあります。「水曜日のダウンタウン」は確かに面白いし笑える企画も多いのですがどのカテゴリにも属しているようで属していません。ハイブリッドと呼ぶのが正しいのでしょうか。

何はともあれ今回の映像はクロちゃん・番組双方からとてつもない衝撃を食らいました。こんなに期待と恐怖を抱えながら見る番組も世の中そうはないでしょう。自分の中で水曜日のダウンタウンに対する妙ちくりんなハードルがぐんぐん上がっていっているのがわかります。それを軽々超えるような映像を見せられるんでしょうね。すごいけどやっぱり怖いわ。

「響け!ユーフォニアム」と「あさひなぐ」を観て身につまされる20代の半ば

昨日今日と青春映画を立て続けに見てきました。まるで現役時代の川村→木塚を彷彿とさせるような継投で無事リードを守りきって勝ちました。(意味不明)

なんというか、今見るとわかる青春部活映画の良さみたいなのがありますね。10年以上年齢差のある高校生たちの躍動的な姿を見ると、ノスタルジックであり、もう戻れないと分かっていながらも自分のバイタリティを刺激されまくりで、とにかくエネルギーに溢れている。そんな2本の映画の感想を書きたいと思います。

ちなみに両者に優劣をつけるとするならば断腸の思いで響け!ですかね。実写だから、2次元だから、乃木坂が出てるからとか関係なく、こちらのほうがなんというか、「青春」という言葉の裏にある思惑や感情や未来や、混濁した要素がきれいに濾されて詰め込まれていて、精緻な作品だなと思った。でもあさひなぐも好きです。

 

あ、ネタバレしまくるのでこれから観る人は注意してね。

 

anime-eupho.com

 

asahinagu-proj.com

 

 

 

響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~

こちらはアニメ2期の後半部分を映画向けに再編集したものなので、あらすじはだいたい知っていましたが、率直に言ってとても良くできた映画だなと思いました。超泣けます。まんまと京アニの術中にハマってしまう自分がいる。

「やりたいことが見つかる」という尊さ

劇中、黄前久美子の姉、黄前麻美子が美容師という夢に挑むため、大学を中退、家から出て独居する様子が描写されています。

 黄前麻美子は、トロンボーンを志半ばで諦め、受験勉強をするという選択を歯痒く思っていて、今日まで凝りのように残っていたのかもしれません。やりたいこと、すきなことのために後悔したくない。今の道を断ってでも、自分の納得できる選択をしたい。その気持を呼び覚ましたのは他ならぬ、全国へ向けユーフォニアムを吹く久美子だったのでしょうね。いい話だ。受験を控えて同じようにユーフォを続けるか否か、岐路に立つ田中あすかの描写をより際立たせています。

このシーンは個人的にやばいです。完全に自分語りですが、やりたいことが見つからないまま適当に就職して一会社員としてひっそり生き続けている自分から見たら、眩しいんですよ、麻美子は。麻美子にとって美容師は、もしかしたら何かしらの職に就き、安定して生きていけるかもしれない未来を捨ててでも選びたい道だった。その道を見つけられるだけでもすごいことなのに。すごすぎる。

部長・小笠原晴香の成長

個人的にグッときたのは部長・小笠原晴香の成長です。
自分が部長として吹奏楽部をまとめきれない故に学校を休んだり*1、トランペット奏者騒動であわあわしたり、副部長の田中あすかに「依存」しながら仕切っていたりと、弱々しさを見せていた、あの小笠原晴香さんがですよ、駅コンでサックスのソロパートを吹き切ったり、田中あすかの休部の際には動揺する部員をばしりと仕切ったり、本人の前で「本当にそれでいいのね?」と食い下がったりしていて、純粋に強くなったな、部長としての芯が見えるようになってきたなと思ったら、極めつけは、全国の演奏前に

 

「私今日は、ネガティブなことは言いません!!」

 

ぼく(うわあああああああああああああああああああ)

 

って感じでした。もう立ち位置はお父さんですよね。この1年でこれだけ成長を見せた吹奏楽部員もなかなかいないんじゃないでしょうか。すごくよかった。そのくせ、全国終了後みんなの前で感極まって泣いちゃうあたりもかわいいなあ・・・と思います。

 

あさひなぐ

こちらは薙刀をやる女子高校生にフォーカスした作品です。乃木坂46のメンバーが多くキャスティング・更に舞台化もされていたことで話題になりました。というか自分もその流れで観ました。やはり1期生はみんな成人済みであるということもあり、なかなかコスプレ感が拭えないのはうーんという感じですが、演技力は懸念していたほどでもなかったかなと思います。むしろ真春ら2年生の上級生を誰にするかは悩ましかったんじゃないかと。

自分は原作自体読んだことがなかったので、完全な初見だと個々のキャラクターや特徴を深掘りすることが出来ず、(特に紺野さくらは試合シーンが少なく・・・)ちょっと不完全燃焼はありましたが、まあ100分じゃ厳しいよね。あと寿慶さんが薙刀連盟のおばさんとメンチ切り合うシーンとか、伏線張ったけどあまり活用されないまま終わってしまったシーンがちょこちょこあったのは勿体なかったなあと感じます。

 

只管に己との戦い

あさひなぐ」の特色は「克己」がテーマになっているところですかね。二ッ坂高校の薙刀部員たちが、合宿や大会などを通じて自分の弱点・課題と向き合う姿が多く描かれています。そこに大人や変な組織の介入はありません。とにかく真っ直ぐです。


特徴を深掘りできないみたいなことを先述しましたが、キャラクターはきちんと立っているので、それぞれの薙刀のプレースタイルがどうで、どういう課題と向き合っているのかはなんとなく分かるので、そのため完全初見の自分でも、なぎなた部員の言動に純粋にのめり込むことができました。特に旭が練習してきた、面を躱してからの脛で一堂寧々から一本を取るシーンは伏線がベタなので、見てる最中に(最後この技で決めるんやろな)と分かってしまうんですが、それでも、分かっていてもグッとくるし、決まった瞬間は心で快哉を叫びましたよ。

 

乃木坂ファンとして

今作は単純に乃木坂ヲタクという視点からでも見る価値のある作品になっていると思います。メインを張る6人の薙刀パフォーマンスや普段見れない役柄もありますが、何しろ、

 

あの!!!

西野七瀬が!!!

風呂上がりに!!!

バスタオルを!!!

体に巻いて!!!

体重計に乗る!!!

 

・・・これだけでも監督よくやった!という感じです。あとまりっか卒業を発表後に見たので、なんかスクリーンの向こうにまりっかが映ってるだけで切なくなります。ラストはおそらく東京ドームライブ・あるいは紅白?だと思うのですが、映像作品として残るであろう本作で勇姿を見届けることができたのは個人的に良かったです。

 

 

*1:このへんはアニメ1期でやってたと思います